現在の仕事にたどり着く

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コラム
昨日の単発バイトのなかで出会ったのが現在の仕事である。

とにかく根性と我慢強さが自慢の私。

アルバイトは男女の比率は9:1という超肉体系の仕事でしたが、重たい荷物もなんなく持つ。

初日から経験者のアルバイトの男性と同様スピードでこなすことができた。

基本一人で黙々とこなせるのもコミュ障の私には合っていたのだ。

初日の業務終了の2日後に単発のアルバイト先から『正社員の面接を受けてみないか?』というメッセージが届いた。

正社員の求人には2種類あった。

・自宅から車で片道30分以内の職場で営業
・自宅から車で片道1時間以内の職場で事務

営業の方が2万円ほど基本給が高かった。

当初の私は事務一択だった。

絶対事務がいい。

お客さんのところにいくとか無理。

だって人見知りなんだもん。

知ってる人でもしゃべるのにもたついちゃうくらいコミュ障なんだもん。

たとえ通勤時間がトータル2時間かかっても事務がいい。

1日パソコンと向き合っていたい。

黙々と表計算とかしていたい。

というわけで正社員事務として応募、面接に臨んだ。

面接当日。

この日のためにダイエットをした。

特にやることもなかったが何かをしていないと落ち着かないという心理が働いていたのだと思う。

無事に3キロのダイエットに成功した私はぴったりとしたスーツで面接会場に向かう。

当時の面接官の方は、「絶対事務職希望です!!!」という私の事前の返答を聞いていたにも関わらず事務・営業それぞれの労働条件を改めて私に伝えてくれた。

しかし私はその時もきっぱりと「事務でお願いします。」と伝えた。

私の心は決まっていた。

最低限の人としか関わりたくない!!

その一心だった。

それをオブラートに包んで包んで包みまくって伝えてみる。

「私には営業職は荷が重いかと思います。とても魅力的とは思いますが…普段子供の相手や家事もしているので、仕事も負担のない方がいいです。」

それを聞いて面接官の方は深く考え始めた。

そしてぽつりぽつりと話し始めた。

「うちの事務は一般的なものよりも特殊で…もしかしたら営業より大変かもしれないよ?アルバイトが結構いてその人たちに指示を出すのも事務の人の仕事だから、人ともたくさん話すし…」

※これは実際に入社してみたら本当でした。1日に100人に電話したりしていたり、クレーム対応なんかもほぼ事務の方の仕事でした。

とにかくそんな話を聞いた私もその瞬間ちょっと考えてみる。

結果的に私の方から「1回持ち帰らさせてください。」と言い、面接は終了した。

それから約1週間私は毎日悩んでいた。

コミュ障を取るか基本給をとるか…。

悩みに悩んで友人に相談した。

その友人は即答だった。
「条件も大事だけど…私なら家から近い職場にするかな。だって早く帰って子供の面倒みられるでしょ?家族との時間を私はとるかな。」

衝撃だった。

正論、そしてかっこよすぎる…!!

そんなスマートなこと1ミリも考えていなかったわ。

確かにその方が良い!

友人のアドバイスに私の心は一気に近場の営業に傾いた。

その後も面接をした職場で連絡を取り合った他の社員の方からも
「うちの営業ってそんなに大変じゃないよ。」
と言っていただき私は完全に心を決めた。

面接官の方に電話をして
「やはり営業として再度面接をお願い致します。」
と伝えた。

というわけで改めて面接の日程を設けることになったのだ。

続きはまた!

ありがとうございました!!
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