#40 日々、耳を傾ける ~ ヒトの話を聴くときに、自分の考えを浮かべてはイケナイ? ~

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コラム
おはようございます。
はるつぐ(はるコーチ)です♪^^

昨晩の『君の名は。』面白かったなぁ。。

今更?!

えぇ。アニメとかほとんど見ないんで^^;

アニメって、実写と違って、全てを“絵”に書き込む。
人物の表情、一挙手一投足、背景、そこに置いてあるものに至るまで、
偶然にそこにあるものはナイ。
全て作画する人の作為と責任において、書き込まれている。
ということを聴いて、
「それもそうだなぁ」と感心して、
興味を持ってはいたわけです。


。。。
全然関係のない話でした。^^;

今日は、“傾聴”の基本に立返って、
ヒトの話を聴くときのコツというか、
私がコーチングの師匠に言われて、難しいと思ったことについて、
書こうと思います。

それは、ブログタイトルにも書きましたが、
『ヒトの話を聴くときに、自分の考えを浮かべてはイケナイ』
ということ。

これですねぇ。。。

コーチングをやっている方、
“話を聴く”ことを生業としている方であっても、
やっぱり「難しい」と思います。
自分も出来ていない時の方が多いんじゃないかなぁ。。。
心掛けてはいるけど。

そうですね。
コレを聴いたときには、
「はぁ?!そんなの出来っこないじゃん?」
「そこまでする意味あるの?」
と、思ったモノです。
いまだに、完璧にできるワケじゃないけど
コーチングを行う上で、そうした方がいい理由は、
理解が進んだように思っています。

このことを理解する鍵は、
やっぱり “多様性” でしたねぇ。

色々な人と練習を積む、
自分の考えを浮かべないように聴く
自分の価値観に誘導しないように気をつける
クライアントの思考の邪魔にならないように“沈黙”を守る
とにかく聴き続ける。。。

他の人は、違う価値観を持っている。
違う経験を持っていて、違うモノの見方をしている
自分が“大事”と思っていることを、
相手が“大事”と思うとは限らないんだなぁ。。。

例えば、
自分に取っては鉄板の価値観、「成長」。
これに向って努力するのは、当たり前だった。
それが、自分にとっての “前提” だった。
でも、「なるべくラクに、楽しく生きたい」という価値観だってあるんだよなぁ。。
そんな感じ。


人はヒトの話を聴くときには、
自分の経験に照らしてしか理解できないと思っている。
だから、自分の考えを浮かべないで聴くのは、
相変わらず難しい。

だけど、“多様性”
ヒトは自分と違う経験を積んでいる。違う価値観を持っている。
ということを念頭において、聴いていれば、
浮かんできた自分の考えを「違っているかもしれない」という自覚を以て、
聴くことはできる。

コレ、
あまりにクライアントに寄り添いしすぎると、
“視点の移動” や “コーチング運営” がやりづらくなる時もあるんだよね。

確かに、クライアントの固まってしまった視点をほぐして、
別の視点に導く、新たな “気付き” を得てもらうのは、
コーチングっぽくて、カッコイイけど、、、

やっぱ、ソコじゃないよな。

自分は、恣意的には、誘導しない。
クライアントが自ら“気付き”を得るまで“見守る”、“待つ”

そういうコーチングでありたいですね。

今日もクライアントさんの言うことに耳を傾けます。
アドバイスも提言もしない。
大丈夫。
クライアントさん自身が気付いて、
自分で歩き始めるから。



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