<はじめに>
皆さんは、小さい頃によく泣いていたと思いますが、その頃の事を覚えていますか?
特に言葉をしゃべれない時期は両親や周りの人に対し、上手く伝える事が出来ずに泣いていたと思います。
もしかすると、今の大人と比べてもかなりのストレスがあったと思いますが、多分あなたの記憶には残っていないと思います。
実は涙にはストレスを軽減する効果があったので、あなたはそのストレスを覚えていないと思われます。
<涙は心の傷を癒す>
人間の体に傷を負ったときは血がその傷を塞ぎ、その傷を治してくれます。
これと同様に涙は心の傷を治してくれる役割を持っています。
<心の傷を癒す事例>
私がインターネットで見つけた内容を教えます。
それは、感涙治療師 吉田 英史さんが進めている「涙活」と言うものです。
皆さんも一度インターネットで調べて見て下さい。
私の事例も紹介します。
私の母が父親と喧嘩をして、私の所に来てその話をしながら大声で泣いてしまいました。
しかし、数分後に母が言った言葉は「私は、ここに何しに来たんだったかなー」でした。
私は「さっきまで父親と喧嘩したと言って泣いてたじゃない」と言いたくなるほどの驚きでした。
涙の効果が数分で出るなんてすごいと思いませんか?
<皆さんに伝えたい事>
人間は本来脳が指示する事に素直に体が反応する事が正常だと考えます。
なので子供の頃にはストレスがかかる、悲しいと言ったときには素直に涙が出ていたという事になります。
しかし、それを止めるように指示したのは大人です。
「大きくなったんだから恥ずかしいから泣かないで」
「子供じゃないんだから我慢しなさい」
など、言われた多くの人は大人になって泣くことは恥ずかしい事だとか、我慢が足りない人間だと思うようになり、意図的に自分の感情を抑えるようになってしまいます。
これによって、大人になってからストレスがたまる、うつ病になるなどが発生します。
うつ病は、自分の感情を自分で押さえつけてしまったために脳が全ての情報をシャットダウンし感情が出せない無表情、無関心の状況に陥ると思います。
なので、人前で泣くのが恥ずかしい場合は家に帰って、部屋や浴室など一人になれる環境で泣くことをお勧めします。
ストレスが少ししか溜まっていない方でも、休みに涙が出る映画などを見るなどし、自分のこころを再起動(リセット)してみる事もお勧めです。
今回のブログがストレスを抱える人に対し少しでも役に立てれば嬉しいです。
皆さんが笑顔で過ごすことを祈っています。