仕事で好かれる人、嫌われやすい人

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コラム
※身バレ防止のために一部フェイクを交えてお話します。
私の昼の仕事で短期間の派遣社員と一緒にお仕事をする機会があり、二名の女性が採用されました。
その二名の方が両極端なタイプで、典型的な好かれるタイプ・嫌われるタイプに分かれていたのでこのお二人を見ていて何が違うのかを比較して感じた点をご紹介します。

【上司からの評価】

派遣社員で好かれるタイプのAさんと嫌われるタイプのBさんの善し悪しを瞬時に見抜いたのは上司でした。
私が二名の方と一緒に仕事する前に上司からこのような事を言われていました。
「Aさんはとても良い人で仕事もできるし人当たりもいいし社員として欲しいくらいだ。でもBさんはちょっと・・・」と上司は濁しながら伝えます。
この時点でBさんには何かあるのだろうと察し深くは追求しませんでしたが、人を見る目がある上司だからこそ確実に良いとは言えない要因があるのだと感じました。
日が浅い時点で上司から評価の高いAさんと評価の悪いBさんについて興味があり、実際に私も一緒に働いてみて確かに感じた点があったのです。

【決定的な違い】

AさんとBさん二人と一緒に働いて感じた事は、Aさんとは一緒に働きたい。Bさんとは二度と一緒に働きたくないという点です。
そう感じた細かな点についてまとめてみました。

<Aさん>
・明るく受け答えがしっかりしている
・清潔感がある
・報・連・相がしっかりできている
・周りへ気遣いのある対応が見える
・誰に対しても礼節がある
・仕事の段取りができている
・状況や周りを把握した立ち振る舞いができる
・自分で考えて動く仕事と上司に判断を仰ぐ仕事の区別ができている

<Bさん>
・明るいが受け答えがダラダラしている
・清潔感の無い身だしなみ
・身勝手な行動が多い
・自分勝手な判断や解釈が多い
・話を聞かない、確認しない
・自信だけは見える
・社会人としての発言が出来ていない
・協調性が無く和を乱す

AさんとBさんでこれほどまでに差を感じ、上司が直ぐに見抜けた理由がわかりました。
正直私も一緒に働いていてAさんとは連携が取りやすく仕事を振りやすかった印象で、逆にBさんは勝手な行動が多く余計な仕事を増やしていたので仕事を任せたくないと思ったのが本音です。
Aさんは何かをする際に必ず確認を取り、どこまで自分がやっていい仕事かを判断しながら進めていただけるのでとても助かりました。
一方でBさんは自己判断で勝手に思いついた事をどんどん進める人なので手をつけて欲しくない仕事に手をつけ元に戻してもらったり、上司の話を聞いていないせいか段取りとは全く違う動きをして手間を増やしたりと、無駄な仕事を増やす原因の人という印象が強かったです。
正直に言うとBさんタイプの人は職場では一番厄介な人で、何もしない人よりたちが悪いです。
指示がないと動けない人は的確な指示を出せば動いてくれるので、先は読めなくても余計な仕事を増やさないので指導側からすると扱いやすく特に問題は感じません。
しかし、指示を無視した行動や自己判断での行動はこちらの意図しない結果を招く事が多くとても厄介な事になるケースが多いです。
自分は仕事が出来る、自分は周りを見て動けているという勘違いで仕事を掻き乱すタイプが最も上司が嫌う性格だと感じます。

【仕事以外の面】

休憩や仕事が少し空いた時にお話をする機会がありましたが、ここでも二人の対応の差が歴然でした。
Aさんはプライベートに踏み込むことなくその場で対応できる話題で楽しく話せる方で、仕事以外の面でもしっかりとした大人の対応ができる方だと感じました。
一方のBさんはプライベートな質問や自分の話をしたがる方のようで、一緒に話していて私とAさんは聞き役で少し引いている感じです。
言い方は悪いですが私は会話の中でBさんにちょっと舐められた態度を取られている気分になり、Bさんからの「三葉さんって新卒ですか?去年まで学生?」という質問で私を下に見ているのだと感じました。
Bさんは20代後半なので実際私より年下ですが、私を下に見て上司とは違う対応を見せていると感じた時点で社会人として不出来な人という印象しか持てません。
私もあまり深く関わりたくは無いので「新卒ではございません」とだけ返し明確な事は告げませんでした。
Bさんは最後まで舐めた態度を取ってきたので勝手に私を下に見て対応を変えなかったのだと思います。
明らかに上司と見てわかる人へは敬語を使い媚を売るような対応をしていたので人を見て態度を変えているのも初日から判断できました。

【嫌われる人の思考】

Bさんの話の中で以前勤めていた職場の話をしていました。
そこでもBさんは周りから良い対応をされなかったようで、話の節々に「美人はチヤホヤされるから仕事が楽にできる」「美人だったら周りに助けてもらえる」とおっしゃっていました。
根本的に考えが極端なようで、自分の性格や仕事ぶりが原因という考えには全く至ってないのだと感じます。
自分にはどうしようもない部分で差別されているという考えが強く、自分と向き合う事をせずに全て周りや環境のせいにしながら生きていると感じたので「この人は恐らく何を言ってもダメな人」という印象を受けました。
前の職場で人間関係が上手く行かず自主退職したというのも納得です。

実際今回の仕事は短期間という事もあり上司もあまり注意や指摘をせずに我慢しながら過ごしてきたのでBさんにとって居心地のいい職場だと感じていたと思います。
派遣期間が終わり最終日に上司は「またご縁がありましたら是非お願いします」とお二人に声を掛けましたが、内心はAさんだけに向けた言葉だと皆察していました。
Aさんは「その際は是非お声掛けください」と礼儀正しく挨拶をして最後の仕事を終えました。
一方Bさんは「私いつでも入れるので!是非お願いします!」と上司に食い気味に仕事を続けたいとアピールをしてなかなか帰ってくれませんでした。
こうした社交辞令を真に受けてその場の空気を乱す部分も悪い思考だと感じます。
職場の人達の意見は満場一致でBさんは二度と雇いたくないという判断がなされ、派遣会社の方にも伝えられました。

【小さな部分からの改善】

Bさんは内面だけではなく身だしなみの点でもあまり良い評価は受けませんでしたが、まずは入り口である身だしなみの点では改善する余地があると思います。
今の世の中では見た目に対しての指摘もセクハラと取られてしまうので強く言えないのですが、状況に合わせた格好や身だしなみは印象を変える術でもあるので自分で気づいて気をつければ最初に受ける嫌な印象を防げると思いました。
Bさんはメイクを殆どしていないナチュラルなお顔に長くボサボサした髪を垂れ流した状態で毎日出勤していました。
せめてボサボサの髪を結んだり纏めるだけでも印象は変わったと思います。
Bさんから清潔感を感じなかったのは髪の毛の印象が強いと感じました。
Aさんは綺麗な髪を後ろでまとめていたので清潔感のある印象で、結んでいない日もありましたが綺麗なストレートの手入れされた髪だと感じ全く不潔な印象がありません。
同じロングヘアでも髪質や纏め方で大きな差があり受ける印象も全く違いました。
性格や考え方を直すのは難しいけれど、見た目に気を遣う事は意識すればできる事なので試す価値はあります。

【見た目を変えて職場の雰囲気が変わった実体験】

もう退職してしまいましたが、以前勤めていた後輩で見た目が地味で仕事もあまりできない子がいました。
本人は気が回らない性格なようで、任された仕事を期限内に収めるのが手一杯で一緒に働いていた私の同期が手を焼いていた時期もあります。
見た目の地味さや声の小ささ等で暗い印象もあったのでお客様対応を任せる事ができず、雑務的な仕事を回される事が多かったようです。
仕事で悩んでいた後輩から「どうすれば職場の環境が変わるのか」と相談された事がありました。
自分を変えることは出来ても周りを変えることは出来ないという事をまず前提に伝え、私は彼女に一度見た目をイメージチェンジしたらどうかと提案してみました。
その相談を受け週明けに彼女は本気のイメチェンをしてきました。
長かった髪をばっさり切りボブヘアにパーマをかけメガネをコンタクトに変えてきたんです。
地味な印象から一転して明るくなった彼女に回りも驚いたようで、それから様子を見ましたが後輩からは「周りの扱いが変わった気がします、振られる仕事の内容も変わったし私自身も仕事に対する考え方が変わりました」と伝えてくれました。
見た目を変える事も実は仕事に大きな影響を与えるのだと私自身実感しました。
同期や上司からも「後輩ちゃん前より明るくなった」と言われたので、イメージチェンジにより本人の気持ちもだいぶ変わったのだと思います。

人には印象というものがあるので、恐い見た目の人は暴力的で恐い、地味な見た目の人は暗そう等の勝手な印象操作が加わります。
自分が周りに思わせる印象を自分で変える事で周りからの扱いも変わってくるので、見た目というのも仕事をする上で実は大事な要素だと感じました。