間が悪い人の推し活失敗談

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私の推し活仲間に間が悪い人がいます。
一緒に行動していても間が悪いなと思うことが多々ありその事で毎回推し活に影響が出ているようでした。
本人は何が悪いのかわからない、なんで私だけ?という状態で毎回陥る現象に悩んでいますが傍から見ると自分の行動で引き起こしていると感じている部分が多々あります。
今回は間が悪い人がなぜ間が悪くなってしまうのかを実際に起きた出来事を元に解説していきます。

【タイミングを見すぎてチャンスを逃す】

この推し活仲間を仮にEさんとします。
私たちの推し活はサイン会や撮影会など推し様と接触チャンスがあります。
差し入れを持っていく人は大概この接触機会に直接渡す人が多いんですが、全会場でやっているわけでは無いのでここで渡せなかった場合はスタッフさんにお願いし、あとからまとめて渡してもらうしか方法はありません。
私は推し様に直接渡したい気持ちもありますが、一番大事なのは忙しくないタイミングでちゃんと受け取ってもらい確実に本人の手に渡ることだと思っているので推し様に会えるチャンスがないと察したら早めにスタッフさんに預けています。
こうすることで後半に推し様に会えたときでも「差し入れありがとうございます」と直接言ってもらえるので、直接渡せなかったとしても推し様と交流の機会にもなる、受け取ったことがわかる、手紙の内容について推し様から話しかけてもらえる等様々な利点がありました。
Eさんはいつもタイミングを見計らって最後まで諦めないタイプで、これがいつも自分が嫌な思いをする引き金となっています。
結局終演後まで推し様に会えず差し入れをスタッフさんにお願いしようとしたら窓口が閉まっていて差し入れの受付が終了、そこで売店スタッフさんにお願いしたEさん。
しかし終演後の売店は忙しくスタッフさんも当然余裕はありません。
あまり良い対応をされなかったようで、差し入れも売店の所にしばらく置きっぱなしで本当に届いているのか不安と言っていました。
推し様に直接渡したい一心で待ち続け結果的に推し様には会えず、終演後の一番忙しい時間帯にスタッフさんに迷惑をかけるという結果になってしまいました。
待っていればチャンスはあると思っているかもしれませんが、チャンスは待っていても来ないことは多々あります。
タイミングの見極めができないEさんは間が悪いとしか言いようがありません。

【話すタイミング】

推し様との接触機会やスタッフさんとのやり取りの中でも間の悪さというのは発揮されています。
Eさんは話しかけるタイミングが悪いのか、聞いてもらえなかったりスルーされることが度々ありました。
元々声が小さい事と話せるタイミングの時に勇気が出ず、いざ話しかける決心がついた頃にはワンテンポ遅れているので相手が既に別の人の話を聞いていたり別の事を始めているタイミングで話しかけてしまうというミスが毎回起こります。
周りのサポートを受けてEさんと推し様に話す機会を与えてもそれを活かすことが出来ず、変な空気になったのを察して他の人が話題を変えて結局Eさんは思うように話せず終わってしまったという経験もありました。
話のテンポは相手を見ていれば掴めるものですが、Eさんの中では自分なりのタイミングというものがあるようで、それがいつも周りの空気感とずれてしまっている印象がありました。
自分が話せるときに話せず、話すタイミングではない時に話しかけてしまうのは本人が意識して直さない限りずっと直らないと思います。

【視野が狭さと想像力】

Eさんの間の悪さを作っている要因は視野の狭さと想像力の乏しさにあると思いました。
恐らくEさんの中では推し様と会っている時の自分の姿は想像できていると思います。
むしろそれしか想像できていない事でそうじゃない未来が来た時に咄嗟の判断と対応ができないのだと感じました。
私は複数の想像を同時にして、推し様に会えたらこうしよう、会えなかったらこうしようと、色々なパターンを想定しているのでどんな結果が来てもある程度は対応できてその場を楽しめます。
Eさんの中では絶対的にこうしたいという想像が強くあり、その通りの結果が出ないと焦ったり落ち込んだりで余計に視野が狭くなり発言や行動全てのタイミングが間が悪いという結果に繋がってしまっていると感じました。
仮に最初の話にあった差し入れを渡せない状況も、本来なら「今忙しそう」「今は待った方がいい」という目で見てわかる状況判断が正しいと思います。
しかしEさんは差し入れを渡すという事しか頭に無かったので相手の状況を見ずに自分の意志だけで動いてしまい結果的に間が悪く嫌な思いをしてしまいました。
本来は早い段階で受付に渡すのが正解ですが、最終的に苦肉の策だとしても相手に迷惑をかけないタイミングを見極めるのは重要です。
自分の想像の範疇に相手を動かすではなく、想像できる出来事に自分が合わせるという動き方をしなければ空気が読めない人、間が悪い人と思われても仕方が無いと思います。

【自分で気づくことが大切】

Eさんは推し活でこういったミスを何度か繰り返していますが、その度に「なんで私のときだけ・・・」と落ち込んでいます。
しかし、これはEさん自身の行動と発言が招いている結果であって周りが悪いわけではありません。
むしろ度重なり起きていることでどこかのタイミングで自分のどこが原因なのかと気づかないとこの現象は続きます。
自分が不運なのではなく、自分の行動や判断が不運を招いていると気づいていないことが一番の原因だと私は感じています。
少しでも「どこを気をつければ同じことの繰り返しにならないのか」を自分自身で気づかないと直しようもありません。
視野の狭さ、想像力の乏しさ、自分を客観視できない視点は周りに指摘されるではなく自分で気づけて初めて改善されるものです。
人に言われただけでは自覚するということは難しく、人によっては反発する気持ちにもなってしまいます。
大人になってから他人を指摘することは仕事でない限り殆どありません。
もしもEさんのように私のときだけ空気がおかしくなる、嫌な対応をされると感じている人はもしかすると間の悪さが影響をしている可能性があります。
新しい視野を身につけることで見方が変わり改善できるものなので、間が悪いと感じている人は一度ご自身を客観視してみてください。



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