ひとつ叶えると、次に目指すべき未来が見えてくる

会社を辞めてからの約九年間（？）、ありがたいことにお金に困ることはなかったのですが、人からもらってばかりで自力で稼いだ額はごくわずかでした。

ずっと、『自分で十分なお金を稼げるようになる』が人生のメインテーマだったんだけど、多少稼ぎ始めたかと思ったらまた依頼がなくなるといったことの繰り返し。

提供しているメニューの評判はいいし、発信もしてるし、応援してくれる人も増えたし、内面世界もこれでもかというくらい整えてきた。

もちろん、まだまだできることはあるけど、ある時ふと思ったんです。

「いまのわたし、大金を得るほどではないにしても、最低限の生活費くらい稼げててもよくない？」

って。

同時に、『お金がかんたんに稼げたら嫌な理由でもあるのかな？』と自分の内側に意識を向けてみました。真っ先に浮かんできたのは、『お金を稼ぐために試行錯誤する遊びほど楽しいものはない』という気持ちだった。

なんやかんやで、「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤している今が楽しいから、手放したくないのかなって。

ただ、一方で、もう九年も同じことしてるし、そろそろ次の遊びに移りたいという気持ちも出てきていて。だから、「さっさとこれ終わらせて、次の遊びに取り掛かりたい」って思えるように、お金の問題が解決した先に思いを馳せてみることにしました。

（過去にも何度かやってるんだけどね、お金稼ぎ以上に興味を惹きつけられるイメージが湧かなかったの）

いま、真っ先に浮かぶのは、『大きな舞台で艶やかな衣装を着てパフォーマンス（巨大な絵を描く？　歌を歌う？　踊る？）をしている姿』。人前に出るのは苦手なんだけど、大きな舞台に立ってみたい。

同じ舞台上には大好きな友人たちがいて、それぞれ演奏したり歌ったりしてて、安心して私は私でいられる。そんな舞台。

愛や悦びで世界をひっくり返すアーティスト集団みたいなものを作りたいんだよね。

そのことを考えたら久しぶりに興奮した。

前はそんなこと浮かばなかった。

浮かばないから無理やり搾り出して、『自分はこれを叶えたいんだ』と思い込もうとしてた。

とある作家さんがどこかに『ひとつの作品を書き上げると、次に書くべきものが見えてくる』と書いてたんだけど、未来のイメージも同じで、ひとつ叶えるたびに、次に目指すべき未来が見えてくるのかもしれないなあ、と。

↓タロットで魂の望む未来を読み解きます