【初心者必見!】簿記3級 独学のコツ

記事
学び
私は7年ほど前、大学の休学中に簿記を取得しました。
当時は教育関係の仕事に就く気は全くなく、事務系の仕事に活かせたらな~くらいの気持ちで取得したのですが、縁あって今は簿記を教える仕事をしています。
そんな私が、毎年学生に伝えるコツを3つお教えします!

①電卓は早めに買うべし!
学生で一番ありがちなのが、電卓を試験ギリギリになって買うこと。
今はスマホで電卓機能があるので、なおさらやりがちです。
しかし!当然ですが、本番はスマホは使えません。
また、僕は「0」のボタンだけでなく「00」のボタンがついている電卓を学生にすすめています。
試験本番では桁数の大きい数字がよく出てくるので、「00」ボタンが使えると時間短縮につながります。
ぜひ早めに「00」ボタン付きの電卓を購入し、使いこなせるようにしましょう!

②勘定科目の略称を使いこなそう!
2022年現在、簿記3級の試験は3つの大問に分かれています。
そのうち大問2,3は、補助簿や精算表などの記入問題です。
事前にメモ程度に仕訳をしたうえで、表に正しい数字をひたすら記入していく問題です。
採点の対象になるのは表の数字で、事前の仕訳は採点に含まれません。
その仕訳をきっちり書くのは、正直時間の無駄です。
たとえば「仕入」を「仕」に略したり、「売掛金」を「売×(かけ)」に略すなど、自分なりの略し方で時間短縮をしましょう!

③一通り勉強したら、あとは問題を解くべし!
たまに学生の中に、テキストの知識を全て詰め込もうと必死になる子がいます。
問題集は後回しで、ひたすらテキストを読み込むのです。
熱意は素晴らしいのですが、すごくもったいないと思います。
テキストと問題集は、スポーツに例えるなら「テキスト=ルールブック」「問題集=実践練習」です。
ルールを熟知しても、練習しないことには上達しません。
実践練習を積むことで技術が身に付きますし、何より抑えるべきポイントの取捨選択もできるようになります。
テキストは「書いてないじゃん!」というクレームを避けるため、正直そこまでいらない知識も書いてあるのです(笑)。
問題を解きまくって、合格までの最短ルートを進んでいきましょう!

何か追加で思い出したら追記します。
皆さんの独学を応援しています!

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す