【失敗談】なまけ癖に負けた話

記事
コラム
今回は私のなまけ癖について。
最後に教訓も伝えたいと思います。

まずは小学生のころ。
この頃はやはり宿題ですね…特に夏休みの宿題はまともに終えた記憶がありません。
いつも8月31日の夜は母に怒られ、終わるはずのない残りの宿題を泣きながらしていました。
隣の部屋で「世界まる見え!テレビ特捜部」を観てる兄弟の笑い声を聞きながら。

次に中学。
陸上部に入ったのですが、ひたすらサボりましたね…。
どうやら私は、自分自身と戦う系の努力が苦手みたいです。
両親にも何度も怒られましたが、
部活行くふりしてサボる→ばれて怒られる
これをひたすら繰り返した3年間でした。
いやなら辞めろよって話ですが(笑)
あの頃は変なプライドと、辞めたら怒られるっていう不安もありましてね~。

そして高校。
コツコツ努力が苦手な私は中3の冬から鬼のように勉強し、見事進学校に合格しました。
そして1学期が終わったあと、進学校にありがちな夏課外。
夏休みがつぶれるのです。
もちろんサボりましたね…自分で学校に電話し、サボり友達と毎日のようにカラオケ行きました。
あの時ほどEXILEを上手に歌える自信はないです。
先生からも呼び出され、適当に理由を言って難を逃れたつもりでしたが、今思えばばれてたでしょうね~。

最後に大学…の前に大学入試。
私は2010年の春に大学入試を受けました。
2010年…そう、バンクーバーオリンピックの年です。
入試に向けて頑張らなきゃいけない2月、ちょうど学校が終わったころにオリンピックの試合があり、勉強そっちのけで熱中しました。
しかも昔の月9ドラマ「ロングバケーション」の再放送も行われていて、それにもドはまり…。
おまけに試験前日は同じ大学を受ける友達2人とPSPを片手に現地入りし、夜まで私の部屋でウイイレ。
見事全員落ちましたね(笑)

そして最後に大学。
何とか後期試験で盛り返した私は、地方の国立大学に進学しました。
1年生のうちはしっかり単位も取り、順調な大学生活を過ごしていた私。
そんななか、同級生2人がほとんど学校に来なくなりました。
「あほやなぁ、出席するだけで単位取れるのに」と、正直彼らのことを見下してました。
そう、自身がサボり魔であることを忘れていたのです。

2年生の前期。
自動車学校の期限が迫っていた私は(これもサボり(笑))、学校に行かずひたすら自動車学校に通いました。
何とか免許取得にこぎつけたのですが、大学の出席日数が足りず、前期の単位取得はほぼ絶望的でした。
「今回はあきらめて、後期から頑張るか…」と、前期の残りはひたすらサボり倒しました。
そして前期が終了、夏休みに入ります。
大学経験がある方はわかると思いますが、夏休みがアホほど長いんです。
2か月近くあります。
余計学校行くのがダルくなります。
後期は単位登録だけ、出席はほぼゼロ。
その後も同じことを繰り返し…結果卒業までまるまる8年かかりました。

ちなみに6年目は1年休学し、7年目に復帰。
「友達が誰もいない、孤独に頑張らなきゃ…」と過去も自分を恨みながら通学したところ…あの2人がいました。
そう、1年目からサボってたあの2人が。
泣きそうでした。うれしくて。
3人で頑張り、3人とも8年かけて卒業しました。
ほんとあの2人には感謝です。

さて、ここまでが私の失敗談。
ここからが教訓!
同じくサボり癖に悩んでる人に伝えたいこと、それは…

「自分にサボり魔のレッテルをはるな!!」

です!
大学時代までの私は、サボることが当たり前で、サボることに対する不快感なんて全くありませんでした。
自分はサボって当たり前の人間と思っていたんです。
しかし私も社会人になり、今年で5年目。
私仕事で他人に迷惑かけるのはイヤなので、仕事はまじめに頑張りました。
何年もまじめに生きたので、「自分がサボり魔だ」と思うどころか、「自分頑張るなぁ」なんて思ってたんです。

そんななかコロナ禍になり、一瞬太った私は、家で筋トレを始めることにしました。
週5回ほどの筋トレを半年続けたころ、ほんの出来心で1日だけ筋トレをサボりました。
そして次の日。荒れ狂う自分への嫌悪感。
自分にとってサボることは「いつものこと」ではなく、「いけないこと」になっていたんです。
それ以降は2年間、一度も筋トレはサボっていません。

だからサボり魔の皆さん。
あなたはサボり魔ではありません、自分で自分にレッテルをはってるだけです。
何かに打ち込んでみましょう。
結果が出る。他人が評価してくれる。
そうするとモチベーションも上がり、さらに打ち込めるようになります。
そのうち「サボる自分」から「頑張る自分」に、自分自身への評価も変わってきます。

ながながと書きましたが、皆さんの人生のヒントになればと思います!
読んでいただきありがとうございました!!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す