お客さんが来ないを解決する3つのコツ

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ビジネス・マーケティング
◆今回のお悩み◆
ようやくコロナの感染拡大が落ち着いたと思ったら、お客さんが減っちゃった・・・どうすれば、元に戻るのでしょうか? お客さんを増やして売上をアップするコツを教えてください!

そんな悩みを解決します。
✔ 本記事の内容
・お客さんが来ない三大原因
・そもそも売上げとは何か?
・お客さんが来ないを解決する3つのコツ

✔ 本記事の信頼性
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本記事を書いている私はコンサルティング歴19年です。主に小規模なお店や事業所を対象に売上アップのお手伝いをしてきました。
小規模な事業所では経営者が、何でもかんでもひとりで切り盛りせざるを得ません。結果、起きていることが間近すぎて、少し距離をおいて全体を見渡すことが出来なくなるジレンマに陥りがちです。
今回は、”お客さんが来ないを解決するコツ”についてご紹介します。上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


☑ お客さんが来ない三大原因

・他の店に浮気してる
いわゆるライバル店ってやつでしょうか。世の中にウチの店しかないってなれば、シメたものですが、そうそう都合よくも行かず。残念ながら、ライバル店はどの商売をしていても存在します。そんな他のお店に流れているのが、お客さんが来ない理由のひとつ目です。

・なにか他の違うことにお金を使っている
その昔、若者がファッションにお金を使わなくなった。その理由が、携帯電話代が高くなったから、と言われた時代もありました。なにか違うこと使っていて、お店に来ないだけでなく、給与が上がらず消費に防衛的になって、使う額自体を抑えているのもかも知れません。

・あなたのお店を忘れている
怒られそうですけど、実はこれがイチバンの原因かも知れません。他の店や違うことにお金を使っているだけじゃなくって、あなたのお店の存在が忘れられている。そんな残念なことが起きていないか疑ってみる。お客さんが来ない理由は意外と身近なところにあるのかも知れません。



☑ そもそも売上げとは何か?

・お客さんの財布からお店に”チャリン、チャリン”と入ってくる売上げ…
そもそも売上げってなんなんでしょうか?もちろん商品購入やサービスを利用した代金といったお客さんからの側面だけでなく、お店から見た違った面もありそうです。

・売上げは【お客さんの数 × ひとりあたりの単価 × 購入(来店)回数
これら3つの要素に分解できる、とアメリカの有名なコンサルタントは言います。1日10人のお客さんが、ひとり平均2,500円を月に1回のペースで利用する居酒屋さんがあるとします。月の営業日が20日間なら売上げは50万円です。

・このお店の売上げをカンタンに上げる秘策がある?!
お店が休みの日は家族との時間や休養、新しい商品やメニュー開発に充てる大切な時間なので、営業日の20日間は増やさないものと仮定します。
先の3つの要素、それぞれ1割ずつ増やせば、売上げは665,500円で1.33倍に! 3割ずつ増えればなんと!1,098,500円で2.197倍になる計算です。すごいデスね。


☑ お客さんが来ないを解決する3つのコツ

目新しいことをやらない
売上げが減るとついつい、あれこれとやりたくなります。流行りの商品やメニューを増やした方がいいかなと、これまでのやり方を否定してしまいがち。
でも、チョット待ってください。お客さんが来なくなったのは、ライバル店に奪われたのが理由かも… 
そうなら、やるべきは他の店よりも頑張って、商品やサービスの品質を良くする。提供までの時間を短くするとか、提供方法をより楽しいものにする。お店のクリンリネス(清潔さ)を向上するといった改善レベルでの施策です。
新しい商品やサービスはお客さんに知ってもらうまで時間が掛かります。他のお店に浮気しているお客さんに、これまでのやり方を見直して提案してみましょう。


●●客を大切に扱う
2つ目のコツは、”新規”もしくは”既存”のどちらかが入ります。どちらと思われますか? なんとなくこの文脈からは”既存客”となりそうですが、”新規客”が欲しいと思うのはあなただけではありません。
でも考えてみてください。あなたのお店を全く知らない方と、いちどでも利用したことがある方。どちらに来てもらうのが簡単そうでしょうか? もちろん、いちどでもご利用のある、お付き合いのある既存客ですよね。ならば、何か違うことにお金を使っているお客さんに、戻って来てもらえるよう働き掛けてみましょう。


●●を出す
3つ目のコツ。●●に埋まるのは”情報”です。小規模な事業所は、ほぼといって良いくらい情報発信が不足しています。
「こんな商品、メニューがいま人気だよ」、「今日はこんなお客さんが来てくれた」といった話から、「お店でこんなことにこだわっている」といったウンチク話まで。今どきなら少しこだわった写真付きで情報を発信する。お店のことを忘れているお客さん、その情報をみたお客さんからの反応は少なくないはずです。

実は3つとも即効性はありません。でも、じわじわと効いてくるも事実。いますぐお客さんが欲しいと、喉から手が出そうなのを”グッ”と我慢して、なぜお客さんが来なくなったのか、ご紹介したポイントを振り返りながら考えてみる。一見すると遠回りしているようで、本質を外さない取り組みは必ず効果が上がってきます。
ご紹介した3つのコツ。さぁ、あなたは今日から何を始めますか?


さて、今回の記事「小さなお店にお客さんが来ないを解決する3つのコツ」はいかかでしたでしょうか。皆さんのお役に立てれば幸いです。
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