易経に頼るとき

記事
学び
みなさん、おはようございます。

〇〇の森-hoshi.blog-の星です。




本日は
易経の本質と、その易経に私たちが頼る時について、お話させていただきます。




易経の本質


易経は古代の中国において、確立された哲学・学問・占いの書で、文化の源です。

宇宙から人体までの森羅万象を説いている、万学の祖です。




天地において、人類が安定して生きるための道を説いています。

陰と陽の概念をそれぞれの記号であらわして、その記号をもって自然界の現象を表現します。




それら陰陽の記号の組み合わせ、そして変化や入れ替わりをもって、自然界やその他、私たちに関する情景をあらわします。

そこから人間界の吉凶や因果応報の道を示すことができます。




易経における占いの方法


易経は、上に書いたように「世間で生きていく道理やあり方」を教えてくれるものです。

しかし、今では「占いができる」という認識が主になっています。

それは間違いではなく、易経は占いの方法も教えてくれるものです。




まったくイコール占い、というだけではありませんが、易経を使って占いをすることも出来ます。




その奥には、人の道をとく道理があり、易経の源を紐解いていくと「学問的な要素が強い」ように思います。




これらの文化的な一面や特徴のおかげで、易をつかった占いは、単なる占いとしての側面だけではなく

結果が人の正しい道に通じる、的を得たものになると感じています。




小手先だけ、目先だけの対処ではなく、自分の人生を見つめなおして根本的に道に近づくサポートをしてくれる書です。




易占いをするべきとき、しない方がいいとき



・易占いをするべきとき


上に記載したように、易経は今でこそ「占い」というイメージが付いていますが、もとは万学の祖であり、学問的な要素が強いものです。



通常は、この世界のルールや人としての道理を

親とか年上の人とか、先輩とかに色々と教えていただくことがあると思うのですが

自分自身が迷ったり困ったときに、両親や年上の方、先輩の代わりに頼れる存在です。




つまり、人に話せないことや、親に相談できないようなこと、相談できる人がいない場合でも、易経には答えを問うことが出来ます。




易経は天と地の概念をそのまま反映しているので、

イメージとしては「人に聞けないことも大地や空、地球そのもの、宇宙全体の概念」に問うてみることが出来るといったイメージです。




なので、「他に相談できる人がいない」といった場合でも、易経に答えを問うてみるのはお勧めです。

必要とされる方が力をもとめたら、易は必要なタイミングで、その方のそばに降りてきて、お姿を見せてくださり道を示して下さると思います。




・易占いをしない方がいいとき



易占いをしない方がいいとされるときは決まっています。

昔から3状況が言われています。

これらは易占いに関わらず、他の占術を使用されている方でも意識されている方も多いかもしれません。




①不誠不占(ふせいふせん)


誠実でない気持ちで占ってはいけません。



例えば、気に入らない人に対して勝手に占って、この人の裏側を見てやろうとか、誰かを陥れようとして占うといったことは良くありません。

人の運気を下げてやろうとか、失敗させてやろうという気持ちで、そのための方法を問う、というのも言わずもがな良くありません。




悪いことに力を使おうとすると、たいていその方には易は手を差し伸べないか、すでにある力も取り上げてしまいます。

そして、そのような占的を立てた方自身に、悪い空気が取り巻いて、その方自身の運気を下げてしまうことになります。




古くからの中国の考え方で、「謹慎忠朴」という考え方、言葉があります。

これは「人生の正道」を示すものです。



誠実で、慎重に、そして反省をしながら、素朴な気持ちと態度で進んでいくことを示すものです。

この道に反する態度で易に答えを聞いても、そばにはお姿を見せてくださらないです。




②不義不占(ふぎふせん)




こちらは不道徳なことを占うのはいけません、という意味です。



不道徳なこと(例えば詐欺をして儲かるための方法をしりたいとか)に関しては、占ってはいけませんという意味です。

①にも共通しますが、正道からそれることについて、助言はいただけないです。




普段、そのようなことをしてしまっていないか、そのような考えのもと占っていないか、

また、占ってはいなかったとしても、そのような考えを自分の頭の中に取り巻かせていないか、私を含めて皆さんが少し立ち止まって考える必要があると思います。




誠実で、慎重に、そして反省をしながら、素朴な気持ちと態度で前に進んでいけているか

今一度2024年に向けて、皆さんで立ち止まって考えてみましょう。




③不疑不占(ふぎふせん)


※日本語では②と同じ音読みになると思います。




心の中でもうすでに自分が決断していることについては、占う必要がありません。


逆に占うことによって、新たな迷いが生じるため、占わない方がいいとされています。

すでに実行することを決めていて、その方法や詳しいり方について問いを立てる、というのは問題ありません。




実行するかどうか決めてみたけど、心の中ではまだ実は迷っていて100%の決断ではない、といった場合も占って問題ありません。

決断のヒントになる助言をお示しくださると思います。




しかし

もうすでに方向性を決断していることについて、占っても意味がなく、さらに困惑したりなかった迷いを新たに生じさせることになります。

なので「そもそも迷っていないことに関しては占わない」です。




いかがでしたでしょうか?

2024年に向けて新しいお気持ちで、皆さんが歩んでいかれるようにサポートさせていただければと思います。




人に頼れなくても、易経、そして森羅万象の原理は今もあなたを、私たちが想像するよりも大きな力で包み込み見守っています。

宇宙の原則は、いつも私たちのまわりに存在していて、目には見えなくても私たちを包み込み支えて、成立させているものです。




ふと

目に見えない、自然からの声を取り入れてみたくなった方は

私の鑑定にいつでもお越しくださいませ。




購入前のご相談だけでも、ご遠慮なくどうぞ。

お待ちしています。




皆さんにとってこれからも有益な情報を発信でき、自分自身も易の声を聴きながら成長させていただけますように。






〇〇の森-hoshi.blog- 星
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す