普段の授業でもそうですが、特に運動会シーズンで困るのが
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練習も多くて、叱られもして疲れている
児童たちをいかに静かにさせるか
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苦戦されている先生方も多いと思われます。
私もその一人です笑
そのような中で、今のところ100%成功している
ある声かけがあります。
もちろん、そのまま真似してもうまくいかないと思います。
言い方にもコツがあります。
今回は
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①具体的な方法
②再現性を高めるために
③原理原則
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この3つで述べていきますね!
①具体的な方法
ある言葉を児童に伝えるだけです
それは
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先生の声が聞こえる人?
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え、それだけ?
そう思われた方がたくさんだと思います。
もちろん、言い方、付け足す言葉はありますが
変わらない基本の言葉は、これだけです。
ここに、ある工夫をしていきます。
それで、子どもが変わります。
今のところ、1年生〜6年生でも大丈夫でした。
②再現性を高めるために
では、どのようにして、児童が静かになるという状況を
再現できるようになるのか。
ポイントは2つあります。
(1)声をどんどん小さくする
(2)ゲーム性を持たせる
【声をどんどん小さくする】
これは、1回目と2回目で声の大きさを変えるということです。
3回目がある場合も、子どもの状況によってあります。
遊びで3回目を入れる場合もあります。
どちらにせよ、2回目より小さくするだけです。
ですが、ただ、小さくしたところで
聞こえていない子からしても聞こえないままですし、面白くありません。
そこで、あることを伝える必要があります。
それがゲーム性につながります。
【ゲーム性を持たせる】
①1回目
1回目に大きな声で
「先生の声が聞こえた人?」と伝えます。
その時、先生も手を挙げながら話すので
子どもも手を挙げます。
すると、それを見た周りの子が気づきます。
その時に言います。
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先生の声が聞こえた人?
疲れているのによく聞こえていますね。
集中できていて流石です。
次はさらに聞こえづらい声で言うよ。
聞こえるかな?
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煽っているのがわかるでしょうか?
メッセージとして、
「次は、難しいよ〜。できないでしょう?」というのを暗に伝えています。
「できないでしょ?」と、ニコニコして言う場合もあります。
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次は絶対に聞こえないと思うよ〜!
みんなが聞いていないだろうなっていう時に言うからね〜!
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②2回目
声を小さくして、言います。
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先生の声が聞こえる人?
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すると手が先程より格段とあがります。
それをみて驚いたり、悔しがったりするだけです。
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えーー!!
何で聞こえるの?!
凄すぎる!!
じゃあ、もっと小さく、絶対聞こえないようにやるよ!!
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静かにしようという活動なのですが
静かにするなよ聞こえちゃうからという
予想にしていない展開も子どもたちは面白いようです。
これが原理原則の部分の一つです。
子供の頑張りを褒めたいという想いもその一つですね。
声の出し方などもありますが、今回は割愛しますね。
言葉では伝えづらいので、すみません笑
普段の教室でも、飛び込みの騒がしい1年生にも
楽しんでもらいながら静かになっていきました。
あ!!!
もう一つ大事なポイントを忘れていました!!!
それは
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笑顔で楽しんでやること
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やっぱり、教師の楽しそうな姿が
子どもからしたら一番のポイントなのかもしれません。
ぜひ、色々進化させてみてください!
あ!!
あと、子どもたちが静かになったのを褒めるとおもうのですが、 その後に絶対言った方がいいことがあります。
それは
①静かとは何か?を伝える ほら、今、遠くにいる赤組の声まで聞こえるでしょ? それだけみんなが静かってことなんだよ。 素晴らしいね!普通は聞こえないよ!
②意図を説明 先生たちの声も聞こえて静かにしてって言う時間も減るから 練習時間も減って熱中症とかも減るんだよ。ありがとう。
③価値づけ さすが、○年生だね!カッコ良すぎるよ! 今度は先生がいなくてもできそうだね!