エラーをしたら積極的になろう

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コラム
 昨日は会議でした。GWが終わったばかりでいきなり会議をやるとは、困ったもんです。(笑) 私は会議の席では、よく発言する方です。目上、上司の方に対してはきついことを言ったり、ダメだしをすることがあります。年下や、部下には誉めることが多いです。
 言葉使いはどちらに対しても丁寧に話します。日本人はきついことや注意を言われることに慣れてないのか、叱られ下手です。
 私が注意するのは、その人の仕事に対しての取り組み方や、行動に対してよくないところを指摘して、こうした方が良いとアドバイスをするのであって、決してその人の人格を否定している訳ではありません。ここのところを勘違いされる方が多いです。
そして、結果が悪くても前向きな行動をした上での失敗に対しては、叱ることはありません。むしろその行動に対しては誉めることが多いです。
 野球で言うと盗塁を狙ってアウトになっても、叱りません。空振りの三振をしても叱りません。でもバントのサインを見落としたり、サインを無視して打ってしまったら、たとえホームランでも、叱らなければいけません。
 長い目で見たとき、結果が良かったからとそのままにしておくと、やがて組織の崩壊へつながります。結果論だけで誉めたり叱ったりしてはいけません。
エラーをしても、決してくじけてはいけません。エラーをしたらこの次は同じエラーをしないようにすればいいだけのことです。むしろ、もう一歩前に出てボールをとりにいくことです。怖がって後ろに下がるとイレギュラーバウンドで、また後ろにそらしてしまうかもしれません。
 エラーを したら、勇気を持って今まで以上に積極的になることです。これを繰り返していくと、打たれ強い人になっていきます。エラーをしたら打たれ強くなるチャンスを貰ったと思うことです。
 そして自分の打席が回ってきたら、ヒットを打つことです。打てないと思ったら、セーフティーバントを試みることです。それも失敗したら、フォアーボールでも塁に出ることです。ファールで粘ってピッチャーを疲れさすことです。内野ゴロでも思いっきり走って、相手のエラーを誘うことです。やれることはいくらでもあります。
 こういうことを続けていれば、たとえあなたがアウトになっても、次のバッターが打つ確率が高くなっていきます。これがチームプレーです。強いチームにはこういうことのできる人が、必ず存在します。

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