キレのある体をつくるためには その2

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コラム
筋トレ重視から体の動かしかたの工夫に切り替える

筋トレで身体能力を上げるという考え方は若い人ほどしがちですが、筋トレ
で筋力を上げることは、20代までは効果が高いですが、30代以降は筋トレの効果は減っていきます。

若者の中には、歳を取ると、筋力が衰えて、ヨレヨレになってしまうのではと考える人もいると思いますが、それは杞憂だと思います。実際は体の使い方を工夫すれば、高齢になっても軽快に動ける体を維持することができます。

私は以前に農作業のアルバイトをしていて、70歳の3人と一緒に山芋栽培の作業をしていたことがあります。山芋栽培の仕事は慣れていないととてもきつい仕事ですがその3人はとても軽快にてきぱき動いて作業をされていました。

3人とも筋力が特別優れているというわけではなく、体格的には普通に見える人達ですが、作業に慣れていて、体に負担がかからない動き方を身に付けているのです。

今の一般の人達は、体のバランスが崩れて、筋力に頼って姿勢を維持したり、行動している人が多いと思います。それを、バランスよく立ったり、重力を使って歩く技術を身に付けるだけで、軽快にてきぱき動けるようになります。

歳をとるにつれて筋トレで鍛えるという発想から、体の動かし方や内的な感覚を磨く方法に切り替えた方が良いと思います。そうすれば高齢になってもキレのある動きを維持することができます。
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