副業で「空き家投資」なんていいんじゃない!?…空き家が増え続けている中で、社会貢献にも!

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法律・税務・士業全般
先日、実家の植栽を撤去して庭をキレイにしたのですが、そこそこな面積の、使わない道具置場になってる作業小屋はそのままに…

なんとかしないとなー…」と考えつつも、他の仕事が優先になってしまい…

今、少子高齢化社会の影響で空き家が増え続けているようです。

空き家はいろんな問題が起きる可能性があるんですが、そんな中で「空き家投資」が注目されてるんです。

ぼくの周りの不動産業ではない仕事関係の方も、「空き家を購入して活用するってどうですか?…」って良く聞いて来ます。

なんで空き家は嫌われる?


総務省統計局の「平成 30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の概要」を見ますと、平成30年の時点で空き家は846万戸

今は令和4年12月ですから、それから更に増えていることでしょう。

日本の住宅総数の中で、空き家が13.6%ですから、だいたい8件に1件が空き家!

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出典:総務省統計局「平成 30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の概要」

空き家って大変なんですよね…自分ちの問題だけならまだしも、周りご近所にも迷惑かけちゃうんです。

たとえば…
・老朽化した建物に、越境したボサボサの植栽で景観が悪くなる
・台風や地震で家屋の一部が飛んだり崩れたり、倒壊の可能性もある
・小動物が住みついたり、ゴミ捨て場になったりする
etc…

空き家が増えれば、放火や、建物が目隠しになってしまうため地域の盗難などの犯罪も増えたり、地域の治安にも影響してきます。

「空き家」は今の日本の大きな問題になってるんですね。

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副業にもなって、社会貢献もできる「空き家投資」!


そんな空き家を買い取って、何かしら活用できないものでしょうか!?

8件に1件は空き家ですから、供給量は豊富で、投資コストも抑えられるはずです!

実は空き家投資は、自分で資産運用しながら社会貢献もできる魅力的な投資のひとつなんです。

どんな投資=活用方法があるのか見てみましょう!

①買い取って貸す

たぶん、これが一番イメージしやすいんじゃないでしょうか?
自分で買い取ってリフォームして、賃貸住宅、賃貸アパートとして貸すだけです。
建物の状態次第では直さなくてもいい場合もありますが、それなら新築しちゃった方がいいので、リフォーム費ははじめから考えておきましょう。
初期投資を回収していくのは、賃貸収入からになるのでイメージしやすいと思います。

②買い取って事業経営する

少し難易度は上がりますが、空き家を事業目的で買い取る方法です。
たとえば最近多いのは、コインランドリーや、ワークスペース、地域のコミュニティスペース、シェアハウス、民泊…あたりですかね。
いずれにしても副業で考える場合は、不動産会社などのパートナーと一緒に企画した方がいいでしょう。
購入費に加えて、リフォームなどの初期投資は大きくなりますが、やりがいがありますし、地域への貢献度も高いでしょう。

空き家投資がおすすめなワケとは!?


それでは、なぜ今、空き家投資がおすすめなんでしょうか!?

①投資コストが少なくて済む

どんな「投資」でも、初期投資を抑えてハイリターンに期待してしまうのはもちろんです。
空き家は何も利用されていない(困っている所有者も多い)建物なので、売主によってはかなり安く売ってくれることがあるんです。

②収益(利回り)が高い

最初の購入費が抑えられれば、当然、収益は高くなります。
たとえば、そこそこ面積がある物件を、最初のコストを抑えて賃貸や事業経営で利用したとします。
当然、賃貸でも他の事業でも、面積に応じた(=賃料が上がる)高い売上が見込めるワケですから、収益性が高くなる可能性があります。

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いい面ばかりではなく、リフォーム費用が想定よりかかってしまうケースもあります。

あとから、雨漏れしてたとか、給排水管から水漏れしてた…なんて場合ですね。

当然、築年数が経過してる物件なので、維持管理しながら、またどこか直さなければいけないところもでてくるでしょう。

でも、ポイントは大きく一気に儲けようと考えないこと!修繕費をケチらないこと!

最悪、更地にして売ればいいか…」それも、あんまり期待しない方がいいでしょう。

そもそも「いい土地」に建っていた物件であれば、土地評価も高くそんなに安く買えないはずです。

でも、やっぱり空き家投資は

「資産運用と社会貢献ができるということ」
「家余りで社会問題になってる空き家を、割安で活用できるということ」

こういった面で、いろんな可能性がある、大変魅力的な投資だと思います。

ただ、物件の目利きや、事業経営の知識や、企画を実践するノウハウや能力も必要なので、理想的にはパートナーになれる不動産会社を見つけることです。

興味ある方は是非一度、売り物件の状況と活用の仕方を、不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。
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