今の世の中、スピード感が命という感覚もありますが、全て早くできないといけないわけではないと思うわけですよ。
仕事においてそのスピード感が出ない人は、結局仕事ができない人として扱われてしまう傾向が強いと感じています。
人ってそれぞれ個性があるわけで、短距離走・長距離走、ピッチャー・キャッチャーと役割が色々あるのでそれはそれでよいと思うのです。
出来ないことがあったなら、出来そうな人に頼めばよいし、わざわざできるようになれ!と全員が全てのことが出来るようにならなくちゃいけないということもないと思うのです。
出来ないことがあって当たり前、それらをカバーするために協力しあう力が必要で、チームワークってそういうことだと思うのです。
逆にそうできない会社・組織ってあんまり大きく育たないと思うのです。
「調和している」という美しい状態は、沢山の個性がうまくバランスを取りながら一つにまとまっている状態だと思うのです。
この変動の時代にちゃんと「調和」できる人を育てることが出来る企業がもっと必要になってくるような気がします。
ひとりでできないことは、チームでできるように育てる力。
そして、それを感情的にならずにちゃんと見守ることのできる大きな器。
個性が尊重されつつ、それらをどう活かすか。
上に立つ人の力量が問われる時代になりそうです。(*^-^*)