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女性300人超に聞く「女性特有の悩み」トップは? 「相談相手がいない」「ケア方法が分からない」“本音”も



 女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」、そして女性の体や健康をケアするサービス・製品を表す「フェムケア」への関心が高まる昨今、デリケートゾーン用のケア商品市場も伸長しています。
こうした流れを受け、小林製薬(大阪市中央区)が「女性特有の悩み」に関する調査を実施。
その結果を発表しました。
「おりもの」に関連した悩みが最多に



 調査は2022年9月、全国の20~49歳の女性を対象に、インターネットリサーチで実施。310人から有効回答を得ています。



 まず、「下着(ショーツ)の中に不快感を感じることがあるか」を聞いたところ、「はい」と回答した人が全体の75.2%という結果に。
その原因について聞くと、「おりものが出るのを感じること」「おりものでぬれているような感じがすること」「おりものでかゆみを感じること」など、「おりもの」に関連した悩みが75%を占めることが分かりました。



「女性特有の悩みに対する相談相手」についての質問では、「相談したくない・誰にも話さない」が57.4%となり、「家族」(14.8%)、「友人」(11.0%)、「恋人・パートナー」(4.8%)を大きく上回る結果となっています。また、「相談したいが相談相手がいない・相談したいが誰に話していいかが分からない」人も14.2%いました。



「女性特有の悩みに関して知りたいこと」についても聞くと、「正しい知識」との回答が52.9%と最多に。次いで、「解決方法」(51.6%)、「予防方法」(39.7%)と続きました。


 また、「女性特有の悩みの“つらさ”」というと、やはり「症状」を思い浮かべがちですが、実際は「症状自体がつらい」が16.1%だったのに対し、「ケアする方法が分からない」が30.3%でした。以下、「正しい解決方法が分からない」(25.8%)、「正しい知識を知らない」(22.3%)と続いています。
症状自体よりも、ケア方法が分からないことに対してつらさを感じている女性が多いことがうかがえる結果となりました。



 調査結果を受けて、同社で「サラサーティClean」などのフェムケア製品の研究担当を務める泉谷紗也佳さんは、「『おりもの』は、成熟した女性なら誰にでもあるもの。自分の『おりもの』について知ることは、女性としての体の変化や体調を自分自身で知り、見守ることにもつながります」「いつ、どれくらいのおりものが出るかは個人差があり、また体調によっても変化するので、日常的におりものをチェックすることから始めましょう」とコメントを寄せています。


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