【ディレクションの解説】ディレクションって何?

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音声・音楽

こんにちは!そっちです!

絶対、歌い手さんは信頼できるディレクター探した方が良いです!

って自分の考えは一旦置いておいて、今回は自分のPRも含めつつ、ディレクションって何してるの?って疑問に答えていきます。

音楽で稼ぐなら、遅かれ早かれディレクター(またはディレクションの才能ある人)を味方に付けることになります!

ディレクションってネット界隈でまだほとんど知られていないんで、知ってるだけでメリットになるんじゃないかと思います。

ディレクターって何する人?


ディレクションを行うのがディレクターなのですが(当たり前か…)、ではディレクションって何でしょう?

誰でも簡単に想像つくのは楽曲制作の進行管理ですかね?

うん!合ってます!終わり!
…ではないです!

主な役割は制作の進行管理で合っていますが、あなたが依頼するアーティストや担当者だったら、どんな人に進行管理して欲しいですか?

・トラブルが起こらない人、またはちゃんと対処できる人
・数字に貢献してくれる人

ですよね?

もう少し具体的に言うと
・著作権、ジャスラック、タイアップの取り扱い、または権利と責任の所在管理
・テレビ等で取り扱ってもらえる作品クオリティーの保証、最善な作曲家やミックスエンジニアの確保
です。
(実際はもう少し、その人が所属する会社と立場によって役割は変わります。プロダクションなのか、レコード会社なのか、テレビ局なのかなど)

ただ、上記の内容は伸ばす段階の歌い手さんに関係あるかというとあまりありません。
(ハッキリ言ってしまって、すみません、、、)

では、歌い手の方にどんなメリットがあるのか?
オススメする理由は2つ…
・客観的にリスナーが求めるモノに寄せてくれるから
・その人の周りにいろんな専門家がいるから
です。

解説します。

ディレクションが音楽を商品にする


まず、僕に直接連絡してくれる人には口うるさく言ってしまってますが、リスナーがお金払ってでも欲しいものはなんですか?

自分を満たしてくれる商品(サービス)です。
特にいろんなモノが高品質なサービスとなっている現代では、如何に(音楽的に)商品としてまとめるかが重要になってきます。

それは食べ物ならどんなものですか?
どの棚に並んで、どんなパッケージで、顧客は何を期待してますか?
なぜ味を想像できるんですか?
目につく変わり種商品なら顧客は喜びますか?

歌い手はその商品で言うと商品本体です。
「食べればわかる」では誰も買いません。

では、どうやってリスナーに最後まで音楽を聞かせましょう?
それは「10秒聞かせて、30秒聞かせて、1分聞かせて、2分聞かせて…」の積み重ねです。
同じ味を出されても飽きてしまいますし、全く違うことをされても期待外れです。

そのためには、聞き続けさせる工夫と聞きづらさを取り除く対処が必要になります。

冒頭15秒であなたの魅力が伝わってますか?
強弱を付けすぎるあまり、何言ってるかわからなくなっている場所はありませんか?

そういったことを客観的に判断して、時には音楽性も踏まえた別の選択肢を提示してくれます。
歌い手の方は自分の世界に集中してもらって、ディレクターが整えるといった感じでしょうか。

ディレクターの周りにはいろんな人がいる


ホントにディレクターの周りにはいろんな人がいます。
そうじゃないとディレクターは仕事にならないです。

これはそれなりなレベルに行くか、才能があると思われないとメリットはないかもしれませんが、「メディアプロモーションに使いたいので、メジャーで出すレベルの曲が欲しい」「個人で活動するのは資金的にも体力的にもキツイので、事務所を紹介して欲しい」などがあげられます。

そういった斡旋はちょくちょくやってます。
(メリットさえあれば、ほぼ誰とでも連絡取れます。)

オーディションを受けるよりもスピーディーで信頼がある分、成功確率が高いです。

正直、デモ音源やそこそこ伸びたSNSのフォロワーなんかをチェックするのはまずアルバイトや新人社員がやってます。
担当者にとっては見飽きてるし、だいたい骨折り損だからです。

でも、信頼できる同業者からの紹介は違います。

良いアーティストやクリエイターの紹介はその人の見る目や能力を反映しており、ディレクターにとって今後の仕事につながるか、関係を切られるかというわりと命がけな仕事だからです。
(万が一トラブったら、責任を押し付けられるのも大きいです、、、笑)

まとめ


ディレクターはクリエイターやエンジニアよりも断然マーケティング視点で、プロデューサーよりも専門分野がめっっちゃ浅く広く客観的です。

もともと、レコード会社の社員も今となっては予算編成かつ企画責任者であるA&Rがほとんどとなってしまいましたが、一昔前まで制作ディレクターが社員の中心でした。
(A&Rも制作ディレクタータイプと営業マンタイプの方に分かれます。)

そして、たいてい現場にいくとカツカツ歩いて挨拶してきて、ちょっとボーッとしてそうだけど、自分の仕事になると急におしゃべりになる人がディレクターです。

今日はこの辺で終わります!
次回あたり、音楽制作の役割とタイプ別性格についていくつか紹介しつつ、チームで伸ばす活動をオススメしようと思います!

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