歌みたの再生回数で悩んでる人向け!ちょっと音楽のお勉強【基礎編】

記事
音声・音楽

こんにちは!そっちです!

今回は
「歌い手を始めてみたが、思ったように数字が伸びない、、、」
という方に向けて、音楽を売るための大事な知識をお伝えします。
少しでも伸びるきっかけになれば嬉しいです。

魔法のようなテクニックも変わった広告方法もありません。
なんとなくしていたことを見直して、普通のことを普通に分析しましょう。

(YouTubeの登録者が1000人いっていない、または登録者に対して視聴回数が少ない方向けです。)

今回は
・広告(プロモーション)
・作品(コンテンツ力)
の作品(コンテンツ力)を高める方について書きます。

音楽ってそもそも何?


タイトルだけで頭が痛くなりそうなので、できるだけ短く掻い摘んでお話します。

皆さんにとって、音楽ってなんですか?

僕にとって音楽は、カッコ良くて、可愛くて、楽しくて、気持ちよくて、寄り添ってくれて、憧れて、、、っていうコンテンツの1つです。

恐らく、皆さんも同じかと思います。

ぜひその中で一番印象的な体験を、もう一度思い返してください。
なぜなら、それこそあなたが届けられるコンテンツである可能性が高いからです。
次はあなたがそれを届ける番です。

そしてもう一つ、素晴らしいコンテンツが「なんとなく」で作られてると思いますか?

答えはノーです。知識や構想が必要になります。
また、最後の最後に100点にするのが、感性だったり、才能だったりするワケです。

特に、なんとなくで歌うと、自分で歌っていて気持ち良い歌になりがちです。
自分が歌って気持ち良い音楽と聞きたい音楽は全く別です。
(例えば、せつない曲はリスナーが泣く曲であって、歌う側が泣く必要はありません。)

なので、少しの時間だけ勉強にお付き合いください。
(このブログの最後に、音楽についてもう少し深堀してます。初歩的ですが必ず役に立つ考えかと思います。)

音楽で人を楽しませる大事な要素


なぜ、言葉やメッセージをわざわざ音楽に乗せて届けるのでしょうか?

答えは簡単です。
印象的で頭に残るからですよね?

その頭に残すための大事なポイントとして、音楽では「リズム」「メロディー」「ハーモニー」の三大要素が存在します。
一つずつ解説していきます。

リズム


人間は面白いことに、ほぼどの地域にいっても踊りがあり、日本においては五七五というリズムを活用した文化まで発達しました。
踊りはその土地の風習や危険を伝達・伝承する手段として活用され、リズムは人に情報を強制的に伝えさせる一つの手段でした。
それほど強烈な要素なんです。

さて、あなたの歌はそのリズムを活用できていますか?

自分で聞き返して、楽しくノれますでしょうか?

リスナーはどうノリながら、あなたの歌を聴いているでしょうか?

バラードであってもドラムがある通り、リズムやノリは存在します。
言葉のキレや発音、強弱、音の伸ばし方など、オリジナルや他の歌い手を参考にして、ノリを感じられる歌にしましょう。

メロディー


歌ってみたをやる際にはほぼ100%、オリジナルのメロディーがあります。

このメロディー、、、音をハズすことの怖さを理解していますか?

ここで音楽理論については書きませんが、音楽には一つ一つの音の高さに意味があります。
「あいうえお」という文字に意味はありませんが、まとまると意味を持つ単語になり、それがもっと集まって、人を悲しませたり、喜ばせたりできる言葉へと変わっていきます。
(人間の喜怒哀楽の大半はここから生まれると言っても過言ではありません。)

これと「ドレミ」は全く同じです。

だからこそ、ピアノの音だけで時に悲しくなり、時に楽しくなるんです。
(特に、音楽は感情や記憶を直感的に思い起こさせるのが得意な言語です。)

メロから音をハズしてしまうことは、「言葉が伝わらない」を意味します。

また、メロの意味を理解せず歌うことも同様です。

録音の前には一度、歌声や歌詞のことは忘れて、作者が意図したメロの意味や気持ちを想像して、それを活用する習慣をつけましょう。

もし、メロに不安がある場合はピアノソロを聞いたり、ミックス師に音程チェックをしてもらったりすることをオススメします。

ハーモニー


最後に「ハーモニー」です。
音を重ねる和音のことですね。弾き語りよりバンドサウンドの方が基本楽しいっす。
歌い手さんに関係あるのはこれくらいなんで、ハーモニーについては終わりっす。
(ただし、注意点として歌ってみたはハーモニーがすでに決まっている状態なので、しっかりオケを聞きながら歌わないと「アタックが早い曲なのに、ボーカルだけゆったりしている」などスゴくチグハグな状態が生まれます。)

絶対!忘れちゃいけない!要素!「中身」!


さて、ここまで書いたのは音楽を印象的なものにし、リスナーに「歌を聞かせるため」の技術です。

最後に忘れちゃいけないのは「あなたがやりたかったこと」です。

ハッキリ言います。
ほとんどの歌い手にとって、音楽は「ツール」ですよね?

タレントや配信者が歌を歌うのは、音楽が自分の魅力を届けるための広告になるからです。

音楽を使うメリットは、半強制的に耳を引き、半強制的に感情や記憶を思い出させ、そこに魅力的な「あなた」が寄り添うこと・・・ですよね?

なので、まず音楽要素を壊したら意味ないです。
その上で、どこに自分の魅力を入れるのか、一番最初に構想を立てましょう。

また、アーティスト志向の方は、音楽でタレントが出来ないほどの感情や情景を掘り起こす方向で考え、もっと音楽を音楽として楽しみましょう。
(アーティストの方は特に「価値観」が大事)

時にはファン獲得のため、自分をタレント的に売り込む曲もあった方がベターです。(活動資金的に、、、)

ここまでやれば、爆発的に売れなくとも、あなたを見つけてくれた人は作品を楽しんでくれます。
そして、何度も再生してくれて、YouTubeのおすすめにも乗りやすくなります。

今回は長くなりましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
今日の内容はプロデュースやディレクションの分野なんで、気になったら依頼や相談も待ってます(ボソッ)
(もう少しだけ続きます。)

最後に「音楽って怖い」話


音楽を聴いているとき、めちゃくちゃ気持ちいいですよね?
その時、脳はめちゃくちゃ活発に反応して、幸福感を味わっています。
また、聞き手の脳の活動範囲が広いのも音楽の特徴です。

では、音楽ってどんなときに利用されているか考えたことありますか?

意外と多いのが、戦争の際の民衆操作であったり、宗教活動であったり、人を洗脳するときです。
(社会の教科書に度々載っていますし、宗教的儀式やお祭りを想像するだけで音楽が活用されてるシーンが思い浮かびませんか?)

言葉の意味に関わらず、印象的なフレーズが頭の中で流れ続け、ついには口ずさんでしまうんです。

戦時歌謡や軍歌、宗教的儀式での音楽、アニメやラノベなどのオタク文化が社会的に趣味として認められた瞬間の流行曲、昭和のヤンキー文化での流行曲、合コンでのカラオケなど、今まで音楽はたくさんの人たちの生き方や価値観を変える中心ツールとして活躍してきました。
(文化や価値観が先か、音楽が先かは微妙なところですが。)

それほど、音楽は他の何よりも「洗脳的」なんです。
それが求められるコンテンツなんです。

こういうこと、皆さんはあんまり考えたことないんじゃないですか?

それを踏まえて、最後に一言

ね?音楽って使えそうでしょ?
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