【医歯薬看護系小論文・面接対策】第8回:新型コロナウイルス/院内感染と薬剤耐性菌

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第1部:新型コロナウイルス




(1)はじめに


 2019年12月中国の武漢で始まった新型コロナウイルスは瞬く間に世界規模で感染拡大を起こし、4月23日 10時時点で世界の感染者が累計で1億43,84万2,820人、死者の累計が305万8,145人に及んでいます(米国ジョンズポプキンス大学の集計による)。

 これは前世紀のスペイン風邪に匹敵する規模のパンデミックになります。

 2021年の大学入試では文系・理系を問わず早くもこの新型コロナウイルス感染拡大の問題が小論文で出題され、面接試験でも聞かれています。

 この新型コロナウイルスは現在も感染拡大が進行中で、わからないことが多く、専門家でも頭を悩ませている問題でもあります。

 それでも、受験生、特に医歯薬看護系の大学を志望する学生は、将来、自身が職場で直面する問題でもあるので、今から情報を収集して、自分なりの意見をまとめておく必要があります。

  高度医療のできる医療施設大学病院は新型コロナ患者の重症者を受け入れ先となっており、重症者が増えると、状況は逼迫して医療崩壊に直面する危機を迎えています。このような理由で、みなさんが受験する医学部を持つ大学の入試小論文や面接では、喫緊の課題となっている新型コロナウイルスが聞かれる可能性が高いのです。


 本講座では、新型コロナウイルスの知識を必要最低限にまとめて整理して伝えています。予想問題も作ったので、この機会に受験生のみなさんと一緒に感染症の課題と対策について考えていきたいと思います。
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