すぐに怒ってしまう…。その怒りの原因は!?

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ブログをご覧になって頂きありがとうございます。
心理カウンセラーの"しょうごろう"と申します!

 この記事をクリックしてくれた読者の方の中には、
「何でこの人すぐにすぐに怒るんだろう…。」や
逆に...
「どうして僕(私)はこんなに怒りっぽいのだろう…。」
と日々家庭の関係や、職場での対人関係などで悩んでいる方がいるかと思います。
 「もっと冷静に接すればいいのに…。」「怒りっぽい性格を何とかしたい…。」

 仲良くしたい、楽しく生活したい、求めている事は皆さん一緒です^^
 そんな思いとは裏腹に、すぐ悪い空気になってしまう、そんな日常生活の感情の浮き沈みや、人間関係で悩んでいる方へ、"心理カウンセラーしょうごろう"が、怒りの原因を解明していきます!
 是非最後までご覧ください! 

 僕はみなさんの心のケアをし、本来自分が理想としている日常を取り戻すお手伝いをする為、日々心理カウンセラーとして活動しています^^
 気になる方はプロフィールをご覧ください!

では、本題に入ります。

怒りの正体とは!?

Q.怒りの正体とは何なのでしょうか?
結論から言うと、怒りとは
"自分の身を守るために存在する、防衛本能"なのです!

 防衛本能は、人間だけではなく、野生の動物にも備わっています。
 野生の動物だと、自分の生死に関わるような危険や脅威に晒された時に防衛本能を発動しますが、人間には日常生活で生死に関わるような危険に晒されることはありませんよね?
 遠い過去には人間も、狩猟時代に生死に関わる危険に晒されてはいましたが、現在はそんな状況に陥ることなんて、スーパーのタイムセールでセーターを奪い合うおばさんくらいです!(嘘)
 そんな生死に関わる状況でもないのに、人間が怒りと言う感情を生み出してしまうのは現代にも自身にとっての危険があるからなのです。

それは...
"自分が大切にしているモノ(価値観、信念など)が侵害されたり、自分の立場が危険や脅威に晒されていると感じた時"その状況下で怒りという感情がうまれます。

例えば...
・自分の価値観が否定された時
・自分の考えが否定された時
・自分の地位や立場が脅かされそうな時

 このような状況下、つまり、何かを侵害されるかもしれないという脅威を感じた時に怒りという感情が生まれるのです。

 この怒りという防衛本能から、自分が何か侵害されている、または脅威に直面している状況から"自分にとって大切なモノを危険から守ろうとしている"ということなのです。
 怒りという本能は、全ての生き物に備わった自分の身を守るための術なのです。逆に怒りという本能が無ければ、大切なものを守ることができないとも言えますね。

怒りを抑えるにはどうすれば!?

 「怒りの正体が何なのか?」を理解できたかと思いますが、ではどうすればその怒りを抑えることができるのでしょうか?
 それは、"怒りの仕組みを理解することで、怒りとの感情と上手に向き合うことができる"ようになります!

 怒りの感情を氷山とするならば、見えている"怒り"という感情の下には、"不安、辛い、心配、悲しい、怖い"などのマイナス感情が隠れています。
これを第一次感情と言います。
 そして、この隠れている第一次感情を理解してもらうために、表面に見えている"怒り(第二次感情)"を感情として表しているのです。
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 怒りを抑えるには、単純にこの"海面下にある第一次感情を小さくすることができれば、第二次感情である怒りを抑えることができる"と言えます。

 しかし、このように簡単に見えない感情を小さくすることで抑えられると理屈では説明できてもなかなか実行できないのが人間です。理屈では説明できても行動には反映できないからこそ感情というのはコントロールが難しいのです。
 その第一次感情である不安、辛い、心配、悲しい、怖いなどの感情を一時的に誤魔化したり、忘れるために感情を表現するよりも手取り早く自身を守ることができる方法が"怒り"なのです。
 そして、怒りの感情に頼りすぎてしまうと何事も怒りに転換してしまい、小さなことでも怒ってしまう癖(怒り癖)が付いてしまうのです。

 このような性質が人間にはあるということを頭に入れておくことが、自身の怒りを抑えるブレーキの役割を果たすかと思いますので、しっかり覚えておきましょう。

突発的な怒りを抑える方法

 理屈でわかっていても実際にその状況に陥ると感情を露わにしてしまうのが人間です。そのように感情に振り回されないためにも、突発的な感情を抑える方法を3つ紹介していきます。

①6秒間静止する
 人間の脳には、感情や、情緒を司る大脳辺縁系があり、その大脳辺縁系で作られた感情を抑えるために"感情をコントロールする前頭葉"があます。
 前頭葉が働くまでには6秒間かかると言われており、6秒経てば理性を取り戻すことができます。
 怒りを覚えたら、まずは口を開かずとにかく6秒間待ってみましょう!
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②深呼吸する
 深呼吸は副交感神経を高め、心身をリラックスさせる働きがあり、医学的にも怒りの鎮静に効果があると言われています。
 呼吸を整えることで、自分のペースを取り戻しましょう。
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③その場から離れる
 嫌な雰囲気で自分の感情をコントロールできないと感じたらその場から離れましょう。離れたとしても、離れる前のモヤモヤは残りますが、それ以上にダメージを受けることを防ぐことができます。
 とにかく不快な気持ちにさせる人と関わらないようにすることが大切です。
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終わりに

 いかがだったでしょうか。今回は"すぐに怒ってしまう…。その怒りの原因は!?"をテーマにブログを書かせて頂きました。
 怒りとは..."自分の身を守るために存在する、防衛本能"だというお話をしましたが、必ず誰しも怒りという感情に振り回された経験を持っています。
 嫌な思いをしたこともあり、後悔したこともあるでしょう。
しかしその嫌な事、後悔は失敗ではなく、そのような状況に気がつくための学びの場であると思います。
 今回、怒りの原因は防衛本能であるとお話をして、皆さんは、怒りの本質を何となく理解できたかと思いますので、この学びを是非、自身の生活と思考に取り入れてみてください。

 怒りの根本を理解できていれば...
"自身の心の状態にも気が付ける"
そして...
"相手の心の状態"を知ることもできますよ^^


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あなたの日常が本来の明るさを取り戻しますように^^
ではまた次のブログ記事でお会いしましょう!

読んでいただきありがとうございました!


心理カウンセラー しょうごろう





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