そもそもプログムって何? をわかりやすく解説

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IT・テクノロジー

コンピュータは作業者

みなさんがコンピュータを使って何かするとき、
コンピュータ上で○○.exeをダブルクリックして実行します。
・音楽を聴くならMediaPlayer
・ネットサーフィンをするならChromeやIEやEdge
・エクセルファイル(ブック)を作るならExcel
・etc...

○○.exeをダブルクリックする行為は
コンピュータに「これを実行しろ」と指示することです。
つまりコンピュータは指示されたものを実行する作業者なのです。

プログラムはコンピュータが理解できる機械語である

コンピュータは○○.exeを実行します。

○○.exeの中身はバイナリ(01の集まり)データです。
コンピュータのみが理解できる言語で書かれていて
人間には理解できません。
これを機械語といいます。

ちょっと脱線)コンパイラという翻訳者が必要

もしかしてプログラマは01をひたすら書くのか?
と聞かれると、答えはNoです。
少なくとも私は01だけひたすら書いてコーディングをする方を、
職場では見たことがありません。
※情報系大学の実験でやったことはありますが・・・

コンピュータが理解できる機械語を作るには
コンパイラ(Compiler)が必要です。

コンパイラ言語の例

・C
・C++
・C#
・Go

コンパイラ不要のスクリプト言語

コンパイラ言語と対になるスクリプト言語というものがあります。
これはテキストファイルに記述、そのまま実行することができます。
開発者は実感がないため「スクリプト言語はコンパイルしてない」
と思ってる人もいますが、実はそうではありません。

コンピュータが一つずつ命令を逐一コンパイルしながら実行しています。

スクリプト言語の例

・Javascript
・VBA
・PHP
・Python
・Ruby

話を戻して)プログラムとは

コンパイルされて機械語となる前の言語がプログラミング言語です。
翻訳される前の素の記述という意味で
ソースコード
と呼びます。
人間が理解できるプログラミング言語で書かれているのは
コンピュータに対してやってほしいことをまとめたものです。
これはまるで・・・
「これのとおりに作業しといて」と上司または先輩から渡される、
手順書
と言ってもいいのではないでしょうか?
・・・言ってもいいことにします!(強情

プログラムとは手順書である(結論


プログラマはあらゆる手順書を作ってコンピュータに実行させてます。
コンピュータにこの手順書にある作業を・・・
・高速で
・定期的に
・繰り返し
やらせることで、私たちの仕事や生活を便利にしてくれます。

プログラムが手順書ということは、
プログラミングとは”手順書を作ること”です。

コンピュータは手順書のとおり仕事をするので、
もしも手順書のどこかに”間違い”があると

コンピュータは何かしら”おかしな結果”を出します。

そうならないように頑張って作るのが、
手順書の作り手であるプログラマーのお仕事です。



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