ヒーリングDearの「心の安全装置」

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何かのドラマ「相棒」だったかな?心理カウンセラーが犯人役でカウンセリングでこの心の安全装置、「防衛機制」の心的機能の構造を使って、人がエス(本能的な欲動)を強く引き出し犯罪や自害をするストーリーがありました。

この防衛装置(心の安定を図る)について、お話します。
「エス」は、快楽原則に従って、快楽を求めて、不快を避けようとする本能的欲動であり、生理的な衝動。「エス」の代表的な欲動として、性的欲動と攻撃欲求があります。「エス」と対極にあるのは、「超自我(スーパーエゴ)。両親の躾や幼児期の教育を通して形成され、「~してはならない。~すべきである。」という道徳的価値や倫理判断として意識され、良心や理想につながっていきます。
「自我」とは、現実的検討能力や現実的判断の事で、「エス」・「超自我」・外界の出来事との間で起こる対立や葛藤を現実原則に従って調整します。

「エス」の欲求と「超自我」の良心・道徳、そして外界の制約との間ではせめぎ合う対立があり、それが心理的葛藤へと発展します。心理的葛藤は不快感を生じ、その不快感が不安や抑うつ、罪悪感などを生じさせます。「自我」は、不快な感情を和らげるように無意識のうちにいろいろな方法(防衛機能は心の安全を無意識に守ろうとする「心の安全装置」です。そして防衛機制は、健康な人でも日常よく行っています。

しかし、「エス」の本能的欲動が強すぎたり、「超自我」の良心や理想が強過ぎたり、外界の現実的制約が強過ぎると、心理的葛藤が大きくなり過ぎて、過大で不適切な防衛機制を動かしてしまうことになり、そのために、神経症の症状(不安、強迫、抑うつ、自律神経症状、知覚・運動のマヒや意識・記憶の障害)を引き起こすことになります。
                     外界の出来事に対し
   超自我(良心など)
   自我 (調整約)    超自我とエスの葛藤を自我で調整
   エス (本能的欲動)


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