ヒーリングDearの「ココロの病理」

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学び
心と身体はつながっています。ストレスなど心に負荷がかかると体も反応し、時には心身症などの病気が発症したりします。
また、この負荷は睡眠障害や気分障害、不安障害など心の病理として現れることもあります。
心理カウンセリングを考える上で欠かすことのできないこれらの問題について学んでいきましょう。

・ストレスが身体に及ぼす影響は?
・心の病理にどのようなものがあるのか?

ストレスって一言でいってもなに?って、よく分かっていないのではないでしょうか?
ストレス = ストレッサー + ストレス反応

ストレッサーは、簡単に言うと個人にとって心理的あるいは身体的負担となるような出来事や刺激をいいます。
ストレス反応は、ストレッサーによって引き起こされる不安や怒り、不満、抑うつ気分などの心理的反応、疲労感、食欲不振、不眠などの身体的反応、または喫煙や飲酒量の増加などの行動をいいます。

ココロの病理は、脳がストレッサーを受けると、内分泌(ホルモン)、神経、免疫のこれら3系統に指令を送り、ストレスに対抗するための反応を引き起こしてホメオスタシス(自然に生体を一定に保つ性質状態)を働かせます。しかし、ストレスが長期化、慢性化すると、内分泌系の機能が異常をきたしたり、自律神経系が疲弊してバランスを失ったり、免疫力が低下するなどの弊害が生じます。

脳がストレスをずっと浴び続けることによりホルモンに異常、神経のバランスの崩れ、免疫が低下となり、健康障害の発生。身体や体調に現れて、気づきます。
身体にはお金をかけて、診療、お薬の服薬はしますが、ココロにはお金をかけず、そのまま放置されていることが多いです。

身体のメンテナンスはもちろん大切ですが、ココロの病理、原因となるストレッサーを知り、自然治癒力を高めていけると良いですね。

自分を守るのも傷つけるのも、自分自身です。しっかりとココロと身体を守り、笑顔溢れる人生を歩んでいけると良いですね。

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