コメディ演劇ユニット時代

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コラム
所属していたユニットが劇団化するにあたり、自分たちの仕事や家庭を考えたらついていけないぞ?と困ったメンバー。
時間がないなりについていく・・・のは難しそうだ。
そしてこのメンバーは、時間がない中でお芝居をやりたいという意思が一致している。
じゃあ立ち上げちゃう?
という事になりました。

立ち上げたはいいが・・・。
脚本、稽古場の予約、予算の管理などなどなど。
これらをすべて今まではユニットの代表がやってくれていたわけで・・・。
これらを自分たちでどうにかする・・・の時点で躓きましたが。
幸い温かく優しい皆さまに恵まれており、脚本を提供いただき、そのままその方に演出をしてもらう事になり、稽古場の予約などの雑務も皆で手分けしてやった結果・・・。
何とか公演にこぎつけることができました。

ところでなぜコメディーに特化したかと言いますと。
立ち上げメンバーにコメディエンヌが二人もいたから。
出てくるだけで笑われる生まれながらのコメディエンヌと、
普通を装って天然なコメディエンヌ。
この二人が脚本家様の想像力を掻き立てたのであります。

そのほかのメンバーは追従してボケたりツッコミ役になったり。
私は基本的にツッコミでした。
しかし、私に変なことをさせてみたい・・・というメンバーのいたずら心でちょっぴりボケたりもしておりました。
できないわけではないけど、似合わない・・・と思っております。

しかしまあ時間が取れない。
もともと時間がない中芝居をしたい連中でしたが、本当に時間が取れない。
年を重ねるにつれて、仕事でも要職についたり何たりで本当に皆忙しい。
週に1回二時間の稽古でしたが、来れない人もいれば、遅れる人もいて、まるっと二時間密度の濃い稽古がだんだんできなくなりました。
そうするとどうなるか・・・は火を見るよりも明らかで。
公演前は必死で時間を確保して何とか板の上に立っており・・・。
お客様は温かく笑ってくださいましたが、クオリティは明らかに下がっておりました。
そんな中でのコロナ禍。
他にちょっと問題もあり、活動休止と相成りました。

そんな私が求めたどり着いたのは・・・宅録でした。
このあたりは次回にて~。
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