中学受験の明日のために その13 わからない時は、わかるところまで戻る

記事
学び
 学習を進めていくと、わからない部分がどうしても出てくる事があります。そこで立ち止まって考える事は大事ですが、わかるところまで戻って学習し直す事によって理解できることがあります。

例えば5年生の場合の数がわからなくなった時、4年生で習った場合の数のテキストに戻りましょう。過去に習った事で忘れていたり理解が浅かったりする事が原因で、今学習している事が理解できないことがあります。

特に算数は積み重ねの学問であり、あるところでつまづくとそこから先が全くわからないという事がよく起こります。わからないと難しく感じてしまいがちですが、そうとも限らないです。過去に習った内容でつまづいているだけかもしれません。良い復習になるので速やかに戻りましょう。

そういう意味では参考書を一冊用意しておく事は良いですね。自由自在や応用自在など、古くからある名著を手元に置いておく事で基本的な内容を復習できます。どちらも分厚い本なので、全問解くよりわからない問題だけ参考にしたり、苦手な問題だけ練習する、という使い方の方が効率が良いです。

また、小学生の間に自分で参考書やインターネットを使って調べる、という習慣をつけると今後の学習に役立ちます。自分で考える事の大切さを以前に述べましたが、どうしてもわからない事は調べる、ということは同じくらい大切な事です。要はバランス良く時間を使う事で効率良く勉強できるわけです。それらのトレーニングを中学入試を通して行なっていると考えて下さい。

中学受験が終わっても学習は続きます。学生時代が終わっても学習は続きます。良い学習習慣を身につけるのに早いに越した事はありません。

小学生の頃はどのように学習したら良いかわからないことが多いと思います。保護者ですらわからないと感じる人は多いはずです。そういった人達に向けてこのブログを配信していますが、私の勧める方法は絶対ではありません。効率の良い学習方法は日々進化しています。今私が考える最良の学習方法を伝えているに過ぎないのと、個人の性格によって学習方法は変わるという事を知っておいて欲しいです。

 今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す