中学受験の明日のために その15 見直しは解きながらするのが効率的

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 ケアレスミスを防ぐところでもお話しましたが、大事な事なのでもう一度書きます。見直しは全部解き終わってからするものではなく、解きながらするものです。解きながら、この計算はあっているだろうか、聞かれている問いにちゃんと答えているだろうか、など数秒の見直しで構わないので解きながら確かめましょう。

全部解き終わってから見直しをするのは効率的ではありません。問題文を読み直す必要がありますし、どこに考えた形跡があるのかを探さないといけません。そもそも時間が足りなかったら、見直しすらできないこともあり得ます。そうならないために、解きながら見直しをする事をお勧めします。問題文に線を引いたり、丸で囲ったりすることも効果的です。何を問われているのか、単位は何か、など自分がよく間違えやすい箇所には印をつけると注意を向けることができます。

もう1つ大事なのは、普段の練習から丁寧に取り組んで見直しをすることです。普段の取り組み方がそのまま復習テストに出ます。入試本番でも出ます。普段から字を丁寧に書いて見直しをしましょう。多くの時間を使う必要はありません。目で追って確認するだけで良いのです。数秒で済みます。これをやるかやらないかで点数が変わりますし、合否に関わってくる場合があります。

入試は多くの生徒がボーダーラインに密集しています。1点や2点で合否が分かれることはザラにあります。見直しをしていれば合格していた生徒は今まで数え切れないほどいたでしょう。習慣の力を侮ってはいけません。復習テストや入試で意識して見直しをしようと思っても、いざテストが始まると習慣付いていないことはできないのです。逆に言うと、普段から丁寧に解いたり見直しをする習慣が付いていれば、多少調子が悪くてもミスをしないものです。

子供の習慣付けには精神状態も大きく関わってきます。安心できる環境にいなければ子供は受け入れようとしません。保護者が子供から安心され、信頼される人にならなければ受け入れてくれないのです。このブログでは、親子関係のあり方なども綴っていく予定です。

 今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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