中学受験の明日のために その19 テストは全て本番のための練習

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学び
 本番は入試のみです。それ以外は全て本番のための練習に過ぎません。

毎週の復習テスト、月に一度程度行われる確認テストや塾のクラス分けのテストなど、塾のテストは全て練習です。点数に一喜一憂するより、間違い直しや自分の弱点分析をしましょう。分析が終わったら、次のテストまでにどのような戦略を立てて勉強するかを考えるのです。その繰り返しで成績を向上させ、本番に備えましょう。

そしてテストは、できるだけ多く受けるようにして下さい。テストを受ければ受けるほど、テスト慣れしてきます。テストの受け方が上手になるのです。もちろん何も考えずに闇雲に受けてもそれほど効果はありません。前回の反省を次のテストに生かして初めて効果が生まれます。毎回考えながらテストを受けている人とそうでない人とでは、大きな差が生まれてきます。

もう1つ大事なのは、テストは練習だからといって手を抜いてはいけないという事です。本番のつもりで全力を出し切りましょう。練習は本番のつもりで、本番は練習のつもりで受けるのが良い結果を生みます。

テストは結果を気にしなくて良いので、全力を出す事に意識を向けて下さい。本番は、どうしても結果を意識してしまい緊張していつもの8割くらいの力しか出せないのが大半です。それでも受かるように日頃から力をつけるのです。中には本番の方が実力を発揮する人はいますが、稀です。

どれだけ準備しても人間は失敗します。失敗を恐れて弱気になる必要はありません。準備するだけして、テストで全力を尽くし後で反省する。この姿勢を身につけましょう。失敗は辛いです。辛いですが痛みを伴わないと人間はなかなか記憶に残りません。それで学んだら、それは失敗ではなく成長になります。

失敗は全く悪いことではありません。どんどん失敗して学びましょう。本番で受かればいいのです。もっと言えば、中学入試は通過点に過ぎません。高校入試や大学入試も通過点に過ぎません。合格するに越した事はありませんが、不合格でも人生は終わりません。その後リベンジして成功した人は世の中にたくさんいるのです。失敗を恐れず、挫けず、前向きになる心を養いましょう。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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