訪問看護ステーションの営業は開業2ヵ月前から!

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おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SUKEです。

さて皆さん、新しい年を迎える準備はできていますか??

我が家に待ち受けているのは風呂掃除と車掃除です。基本的に適宜掃除をしているので、年末に大きく動くことはなく、むしろゆっくり過ごしたいと考えています。

以前、「夢をかなえるぞう」という著書を読み、常に働いている靴、そしてトイレ掃除を欠かさず行っていたことがあります。あのときは、素晴らしい習慣だなと思い、今もまだ、毎日ではないですが継続しています。

掃除をすると、なんだか気分が良くなる今日この頃です。


さて、今日は先日ご相談のあった訪問看護ステーション開業前の営業活動についてお話いたします。

訪問看護ステーションを開業する場合、これは介護施設も同じですが、基本的には2ヵ月前から営業活動を開始するといいです。

2カ月前からスタートしたところで、意外と毎日できるものではありません。開業の準備を進める中で、計画の中に営業活動を盛り込めばいいのです。

営業活動の目的は、開業後に問合せからの新規契約を増やし、好スタートを切ることです。そして目標としている6ヵ月で月商●●●万円を達成するためです。

そのための営業活動は下記のポイントがあります。

1.ターゲットは誰か?
2.誰に対して営業をするのか?
3.どのように営業をするのか?
4.資料はどうするのか?

実はまだまだありますが、一旦、この4つのポイントを抑えておきましょう。


【ターゲット】
ターゲットとは、つまりご利用者になります。精神であれば障害者、老人であれば高齢者になります。自分たちの訪問看護ステーションのご利用者は「誰」なのかをはっきりとさせる必要があります。


【誰に対して営業をするのか】
精神疾患利用者であれば、元を辿り精神病院や障害者施設、市区町村の障害福祉課や援護課、相談支援事業所が営業先となります。高齢であれば、急性期・回復期病院や居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問診療クリニックが営業先ですね。


【どのように営業をするのか】
まず2カ月前なのでまだ開業をしていません。実際、営業活動を行っても、問い合わせがあるのは早くて1カ月~2カ月後です。そう考えると2カ月前がベストだと言えます。開業はしていませんが、開業しますという告知を、地域の中で発信していくのです。すぐに認知はしてもらえませんが、2ヵ月間かけて、月2回~4回ほどの営業活動を行うことで、認知度は向上します。


【資料はどうするのか】
営業活動において、持参する資料は大変重要です。できれば手作り感のある資料が好ましいですね。完璧できれいなモデル雑誌のような資料は、意外と他社と埋もれてしまうものです。しかし、心のこもった暖かさの伝わる資料であれば、掲示または保管してくれます。最初はA4チラシ1枚と名刺でも大丈夫です。しかし2カ月目は実際に利用者に渡してもらえるように3つ折りチラシを持参するのも良いでしょう。


ぜひこの4つのポイントを抑え、実働してみてください。


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