前記事のつづき~少数派の立ち回り~

記事
コラム
前回の記事にて、
A.推進(扇動)した側
B.推進(扇動)された(巻き込まれた)側
C.推進(扇動)されなかった(反対した)側

こんな分け方をしてBについて書いたのですが、今記事では、主にCについて書こうと思います。

というのも、私自身、過去を振り返ってみてもCの立ち位置になることが多かったんですよ。その度に不思議だったのは、AよりもBの存在だったので、前記事のようになりました。その理由は、

・何故Aに従うのか?
・何故Aに協力するのか?

いつもそんな疑問が浮かんでいました。
集団を形成したときに感じるAとBの一体化。
そのような場面を思い返していたら、Bは‟依存的で日和見的”という言葉が浮かんできました。

力のある者(側)に付き従い、依存し、依存先が力を失うと、離れ、また別の力ある者(側)を探す。

今では、こうなる理由は生存本能だと思いますし、少数派のCにならないようにする、という立ち回りも納得感があるんですよね。

生存本能が強く働く時って、恐怖(危機)を感じた時ですよね。
だからAは、恐怖と同時に守る手段(A=ヒーロー)を提示する。
Bの支持(力)を得るために。

つまりは、AはBに力があることを知っているんです。
それをBに知られない為に無力と思わせ、Aを有力だと思わせる。
そんな関係性から、AはBに執着し、BもAに執着する。
これって、いわゆる利害一致の関係なんですよ。

そこに割って入りがちな(双方にとって邪魔な)存在のCは、どう振舞うべきか、悩みどころですよね。

私の経験上、以下の行動をとるのではないかなと思います。

①批判・否定をする
②説得する
③相手にしない。スルーする
④逃げる。遠ざかる
⑤別の選択肢があることをBに示す(Bに気付かせる)↞最もAが避けたいこと

その結果、こんな感じになる気がします。(実体験より)

Ⅰ.①②‥✕(失敗)
Ⅱ.③④‥△(失敗も成功もある)
Ⅲ.⑤   ‥(奇跡的な成功体験)

Ⅰ.ABとってCは邪魔な存在なので、①②は激しい反撃や抵抗される可能性が大きい。

Ⅱ.AB(が織りなすドラマ)を尊重するという意味で③④は有り。しかし、自分に必要な出来事として周囲に起きている場合は、状況が悪化し、取り返しがつかない状況になる可能性あり。

Ⅲ.お勧めの対応。別の選択肢があることを、さりげない言動や行動で示すことで(ABの批判や否定をせず。聞かれたら対応)突然、Bが変化することがあるんですよ。(気付きとか目覚めが起こるという感じ)

※今でも思い出す出来事というのがあるのですが、AがBを従えている状況が周辺にありまして、とある時、巻き込まれそうになった私が⑤をしたことにより、翌日からAが孤立するという状況になりました。(その時の私は、やっぱりBって良く分からんとも思いました。そして、その後、私の周辺から、いじめという現象が無くなりました。)

Bは、別の選択肢があることに気付いた瞬間、魔法が解けたように我に返ることがある。(日和見的と感じる所以なのかも。という私も気付きと共に目が覚めた感覚を経験したことあり)

そのことを知っている、もしくは懸念しているAは、CがBに近づくことを恐れるんだと思います。その為、Cに対するネガティブな情報を流したり、他の選択肢を排除しようします。(いわゆる情報統制というやつですね)

で、まぁ、そろそろ、まとめるとですね。(書きたいことがありすぎて少々強引)AやBの性質を理解しつつ、CはCの立ち位置で、その時、出来る事をやる。に尽きるんじゃないかな、と思っています。

追記:一つだけどうしても言っておきたいことして、Aは計画的に時間をかけて、少しずつBを取り込む準備をしていきます。
その為、大きな流れが起きた(表面化)した時には、流れは止められない状況にあるんです。(突然降って沸いた出来事ではない)。
 つまりは、Cがヤバイと気付いた時には手遅れなことが多いんです。
そこから状況を変えるには、ある程度の時間が必要です。(Aに対抗する力を蓄える期間) または、表面化する前、計画段階で気付き、事前に阻止することが必要なんだと思います。(まさに今、政治方面で色々画策されていそうなので、あえて書いてみました。準備万端な人に準備していない人が勝てるわけないですよね~)

SORA
※時代の転換期をひしひしと感じている今日この頃。そんな中、一番気になっているのはAIなんですけど。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す