自己紹介(ストーリー)

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マネー・副業

バイナリーオプションとの出会い〜現在まで


初めまして、FUMI_FUMIと申します。

自己紹介の内容は、僕がバイナリーオプション(BO)と出会った経緯から、
BOトレードを卒業し現在に至るまでを書かせていただきます。
(非常に長いですが、情報も載せております。)

僕がBOと出会う前は美容師を十数年やっており、当時は美容師をずっと
やっていくのだと思っていました。
しかし、とある日に僕が運転していた車の後ろから別の車が追突する事故に合いました。

この事故をきっかけに体が思うように動かなくなり、美容師を
辞めました。

その頃から「家で出来る仕事」「副業」などネットで調べている時に
BOと出会いました。

最初はロウソク足も知らなかったので、1万円を入金して1分判定や30秒判定で千円増えたり、数千円減ったり、
勝ったり負けたりを繰り返し、残高がなくなったらまた1万円を入金・・・。
YouTubeやネットで得た情報でエントリーした結果、BO口座の残高がなくなる。
その繰り返しを3,4回してました。

ネットの情報が全て正しいとは思っていなかったので、無料サインツールや
高額の商材などに手を出すことはなかったです。
ただ、知らない事を知る手段としては
とても勉強になる事が多かったのも事実です。

BOと出会って最初の1,2か月は、実際のトレードに使うかは別として、
とにかく情報を集めながら知らない事を勉強しました。

・MT4のダウンロードの方法や使い方、どこのチャートがいいのか。
・ロウソク足の見かた、始値、終値、高値、安値?
・インジケーターについて、入れ方や、オシレーターとは?
・トレンド、レンジ?ライントレード?
・ボリンジャーバンド、RSI、パーフェクトオーダー?
・グランビルの法則、スパイク、ソーサー、酒田五法?

挙げたらきりがないですが、勉強している時に次の仕事が決まりました。
仕事が決まってもBOには勝てる方法があると思っていたので勉強を続けます。

しかし勝てる方法を探しても見つからず、自分でロジックを考えては
チャート画面に縦線を引き、手作業で1か月分の勝率を検証したりしていました。

そんな時にプログラミングを使った“バックテスト”というものがある事を知りました。

今まで手作業で勝率を確認していたことが、プログラミングを使えば
一瞬で検証できる・・・。

これだ!!と思いました。

寝る間も惜しんでMQL4言語の勉強をし
3ヵ月ほどでバックテストを取れるようになりました。

自分のロジックもバックテストで勝率を調べましたが、
YouTubeで紹介されているロジックのバックテストを取ってみて驚きました。

良さそうと思ったロジックを30種類くらい調べましたが、勝率80%?90%?100%?そんなロジックは一つとして存在しませんでした。

良くて55%弱がいいとこでした。それも一個だけ。
ほとんどが51%~53%くらいでした。

その時思ったのが、配信回数が多い人ほど勝てていないんだなと。笑
(2022年の最近では勝率57%はありそうだなってロジックを配信している方も少し見かけます。)

バックテストを取れるようになって思う事は、もしかすると本人は勝てていたかもしれませんが、本当に勝てるロジックを教えたりしないよなぁ・・・です。

もし無料有料関係なく、本当に勝率の高い(60%以上)ロジックがYouTubeで配信されてしまえばBO業者はあっという間に潰れる可能性があります。

なので、現役でBOトレードをしている方(+稼いでいる方)が自分の本当に良いロジックを公開することはほぼ無いと思います。
(僕はもう必要ないので、今後僕が使用していたものを改良し出品させていただく予定です。)

BOトレードで稼ぎたい、または稼いでいるのに、自分のいいロジックを数百人、数千人に教えてしまえば負ける人が少なくなりBO業者も経営が難しくなります。
そうなると、稼いでいる方が稼ぎにくくなります。

まさに本末転倒!

さらにもう一つあります。
エントリーポイントが同じ人が多かったり、高額エントリー者がいるとスプレッドが発生します。
ロジックを公開した本人が自分で自分の首を絞めることになり、公開すればするほどスプレッドが高くなるので不利になります。
ロジックにもよりますが、だいたいスプレッドが1出ると勝率は1%近く下がります。
そうなると元も子もありません。  


僕が現役のBOトレーダーで、BOのトレードで稼ぎ続けたいなら絶対に自分のロジックを教えたりしません!!
人に教えることによって自分が稼げなくなるからです。

良い物もあるかもしれませんが、
「今でもこのロジックを使っています。」
「このロジックで稼いでます。」
などには本当に気を付けてください。

当時の僕はバックテストが取れるようになったらBOですぐに稼げると思っていましたが、そうはいきませんでした。

2ヵ月、3ヵ月たっても満足のいく勝率が出せず、最高が58%台。
その時に利用していたBO業者の
ペイアウト率が1.88倍
損益分岐点は53.19%
僕のロジックは58%
十分に利益が出る勝率だったのでそのロジックを使用してトレードを再開していましたが、思っていたよりも増やすことが出来ませんでした。

しかし、負け続けて資金が無くなることもなくなりました。
負けなくなったけど、稼いでいるとは言えない状態です。

バックテストを取れるようになって半年過ぎた頃にやっと全18通貨で勝率60%を超えるようになってきました。
しかし一日の平均回数は10回もなく、このロジックが良い物なのか分かりません。

そもそもいいロジックとは?
勝率ってどこまで上げれる?
何%の勝率があったらいいんだろう?
回数はどれくらい必要?

この時期は、ロジックを作るアイディアも思いつかず本当に悩まされました。
トレードでは少しずつ増えていくものの、物足りずBET額を上げるにはリスクが高い・・・。

立ち止まったら初心に返る?

そう思って僕はチャートに縦線を手作業で入れていた頃まで戻り、なぜ勝率って上がるんだろう・・・と考えていたらとても重要なことに気が付きました。

そこから、バックテストを取るアイディアも広がり1日に20種類以上、多い日は50種類以上。
仕事中も、寝ている時も常にバックテストを回していくうちに60%以上は当たり前になってきました。

・・・。

僕は60%を超えるロジックを複数使えば今までよりも稼げるスピードが上がると思っていましたが、現実はそこまで大きくは変わりませんでした。

なんで!!?・・・。
また壁にぶち当たります。

今の僕からしてみれば、当時の僕は自作したにもかかわらず未完成のシグナルツールに頼りきっていたからです。

60%の勝率を超えるのに苦労した僕は、そこで止まっていたんです。
これが限界、ネットにも載ってない、誰も配信していない、これ以上回数は削れない、強いロジックなんだ。
勝手にそう思い込んでいました。

アラートが鳴ったらPCを見て、矢印が確定足(00秒)まで残っていたらエントリー。

5通貨もチャンスが来てたのに2通貨しか入れなかった・・・。
全部勝つ事もあれば、エントリーできた通貨は負けて、エントリーできなかった通貨が勝つ・・・。

悩んでいる時期にトレードも思うようにいかず、ついにやってしまいました。
焦りや、イライラもあり、しびれをきらした僕は複数エントリー(ナンピン)をしだし、ものも20分ほどで数十万の負け・・・。
まさにギャンブルトレードです。

その時使用していたロジックのナンピンした時のバックテストは取ったことありませんでした。
コツコツ増やした口座残高があっという間に半分に・・・。

このバックテストで出る勝率60%という数字がどのくらいすごい事か
分からない方もいらっしゃると思うので、少し脱線します。

5分足確定エントリーで、判定は次足判定。
この条件で陽線と陰線の反転確立は50%~51%くらいです。(過去約12年分)

では、勝率を1%上げるのにどれくらいの回数が削られると思いますか?
これは制御にもよりますが、半分削って1%も上がれば良い制御の可能性があります。
(少ししか削れないで1%以上上がるものもありますが、1%以上上げたいとなると約半分からそれ以上削られます。)

5分足は1日288本です。(1通貨)
288回を半分削って勝率を1%足す。(50%スタート)
これを60%になるまで繰り返してみます。

288回       勝率50%
288÷2=144回    勝率51%
144÷2=72回    勝率52%
72÷2=36回    勝率53%
0.5626÷2=0.28125回 勝率60%
1通貨 1日平均 約0.3回 勝率60%

どのように感じたでしょうか?
意外とシビアにみえませんか?

バックテストを取ってみないと分かりにくい事かもしれませんが、
これは僕の経験から考えた目安みたいなものです。
削りすぎてないかな?もう少し削ってもいいのかな?みたいな。

一つのロジックで勝率60%をキープさせた時に某業者の16通貨で1日平均20数回くらい残せるロジックは存在します。

では、ここから勝率を上げたいとなると・・・。
条件を増やして制御をかける必要があり、どうしても回数は削られていきます。

これが分かれば、エントリー回数が1日5回以上で勝率80%以上というロジックが99.9%存在しないことが分かると思います。
複数のロジックを組み合わせたとしても、某業者の16通貨で1日2、3回が限界かと思います。
(もし1日5回以上で勝率80%以上のロジックがあるのなら、数百万出しても欲しかったです。笑)

また、バックテストが取れるようになっても、すぐに勝率60%を
自力で出せるようになる方はほとんどいません。

YouTubeの配信を見ていても、配信者の9割以上の方は60%を出すために必要な条件を知らないからです。(配信をみたらすぐに分かります。)
知っていても話していない方もいますが、知らない人の方が圧倒的に多いと思います。

脱線する前に戻ります。

BO口座残高を半分にしてしまった僕は、しばらくトレードから離れました。
1週間だったか2週間だったかは覚えていませんが、ショックが大きかった
からです。
きっとそのまま減らしてしまった額を取り返そうとしたらドローダウン(DD)して
残高0円になっていたと思います。笑

ある一定額の資金を失った場合はトレードから離れる、そういったルールや条件を決めておいた方がいいです。

負けた、失った金額を取り返そう!そう思った時点で危ないです。
詳しくはどこかのタイミングで載せます。

大ショックを受けた僕の2019年が終わり、2020年に入ってバックテストを止めて別の何かを探し始めます。

・勝率をあげると回数が減る
・ロジックを増やす
・資金管理の見直し

何をやったらいいのか、何が足りないのか模索していました。

ここでまた僕の前に壁が・・・。

最初に取りかかったのは資金管理の見直しです。
当時の資金管理は2%~3%で勝率関係なく固定してました。

勝率の高いロジックは資金管理をあげてもいいという考えはあったのですが、
ビビりで慎重派な僕の性格上、固定してました。

しかしここで、“適正な資金管理とは?”という疑問が生まれます。
何か数字で表すことが出来るのではと。

バックテストの結果は過去相場の”最大DD”というものも分かるので、それ以上の資金が入っていれば大丈夫という考えでした。

もっと深めようと思い、ナンピンした時のことを思い出します。
そこで気になったのが“資金が無くなる確率は?”

調べていくと”破産確率”というものがある事を知りました。
ロジックの勝率を知っていれば、資金が破産(DD)しないための資金管理の方法です。

この方法(ペイアウト率1.85倍)で調べてみると、
昔YouTubeで調べた最高勝率55%のロジックで資金管理1%の場合
破産する確率は・・・1.62%


次によく見かける資金管理10%で勝率60%のロジックを使用した場合
破産する確率は・・・なんと、7.30%です!!

ちなみに2019年時点で作った僕の勝率60%以上のロジックが2%~3%の資金管理で破産する確率は0%でした。
あくまでもバックテスト通りにエントリーできた場合ですが、無難な資金管理をしていたんだと知ることが出来ました。

唐突ですがここで、
僕の長い自己紹介を根気よく読んで頂いた方に大サービスです。

これは良いロジックまたは情報、商品かを見分けるのにも使えます!!

「資金管理は何%でOKで〜す」
「資金管理は〇%でエントリー出来ます」

と言った配信や記載された商品やロジックに出会った事がある方もいると思います。
ときどき見かける資金管理10%と5%で、破産しない為に必要な勝率を出してみましょう。

資金管理10%で勝率60%のロジックの破産確率は出しているので、
それを目安に調べてみます。
また、ここまで読んで頂いた方は勝率60%がどんなに難しくて、すごい事か理解して頂いていると思います。

資金管理10%とは・・・
資金(残高)1万円で、BET額1,000円の時
資金(残高)10万円で、BET額1万円の時

◆資金管理10%の時
勝率65%の破産確率は0.74%
勝率70%の破産確率は0.07%
勝率72%の破産確率は0.02%
勝率73%の破産確率は0.01%
74%も0.01%あり
結果75%以上で破産確率0.00%になりました。

「資金管理10%でエントリー出来ます」
と言っている方のロジックは、
「勝率75%以上です」と発言しているようなものです。
僕は信じられません・・・。笑
僕の経験上は勝率を75%以上まで上げると某BO業者の16通貨で、
一つのロジックだと1日に2回前後くらいしかありませんでした。

◆資金管理5%の時
勝率60%の破産確率は0.53%
勝率63%の破産確率は0.04%
勝率65%の破産確率は0.01%
勝率66%の破産確率は0.00%
いかがでしょうか?

YouTubeの配信情報に勝率60%以上のロジックが無いとすると・・・。
この資金管理でエントリーしたら上記の通り、破産確率以上の
確率で破産していくとご理解いただけたと思います。

僕だったら、破産確率が0.00%の資金管理でトレードしたいです。

それでは続きに戻ります・・。
資金管理は大丈夫そう。
それに、この破産確率は今後のトレードの武器にもなりました。

ん・・・。
最初は他に足りてないものは無いか、新しい何かを探していました。
しかし、コロナ禍という状態をヒントに今まで培ってきたものに目を向け
ふと思いました。

この培ってきたもので何かできないか?
培ってきたもの、持っているもの、あるもの、、、あるじゃん!!
大量のデータが!

やはりバックテストです!
バックテストはただ単に勝率だけを調べるものではありません。
・最大連勝数や最大連敗数、その日付
・獲得したピプス
・平均連勝数や連敗数
他にも、年別、月別、時間別、分別、の勝率や回数など、相場の傾向や通貨別の癖までも調べることが出来ます。

ここでバックテストで得た”データーの分析”を本格的に始めました。
バックテスト結果の分析をするようになってから僕の進化は加速しました。

“条件を変えた時に、結果がどう変わるのか!!”

バックテストの分析をしていくと、さらに仮説が生まれ
必ず数字以外にも相場状況を確認するためにチャートを見るようになります。
そこからまた仮説が生まれ、バックテストを取り、結果を分析する。
これの繰り返しです。

今までは勝率ばかりに目を奪われて何も見えていなかったんです。
勝率は、高ければ高いほど良いわけではありません。

これを本当の意味で理解し、コツコツと利益を重ね、初めての口座凍結を経験しました。
その後の2021年も順調に資金を増やしながら、分析の方法も増やし、安定したトレードライフを送ることができました。

そして12月にはBOトレードを引退しました。
(税金の事もありましたが、僕は他人名義の口座を使用するのに抵抗を感じたので。)

いかがだったでしょうか?
2020年の途中からは、原稿の締め切りか?というくらいに早回しになって
しまいましたが、ここでは書きにくいワードが多かったので基盤となった部分を重点的に書かせていただきました。

このブログの中で出てきた数字等は、BOトレードをするにあたって知っておいて損のない数字だと思います。

BOトレードをされている方や、これからBOを始めようと思っている方に
少しでも役立ち、活かしていただけたら幸いです。

2018年〜2021年12月までは兼業でやっておりましたが、家庭の事情もあり仕事を辞め、奥さんの許しを得て専業に移行しました。
そして、保育園は共働きが必須条件だったため2月に開業し、3月にココナラさんにて出品させて頂く形をとりました。
(ここまでやってきたことを活かさないのはもったいない・・・。)

またFX、株式の勉強を同時進行で進めている段階です。
僕の戦いはBOトレードで終わったのではなく、ここからが戦いなんだと
ブログを書いていて思いました。

一つでも多くの情報や商品で、見て頂いた方のお力になれたらと思います。

長い自己紹介になりましたが、最後まで読んで頂いた方

”本当に有難うございました。”

 FUMI_FUMIでした!!!

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