こんにちは、横山スバルです。
3/12-15の3日間の「断食生活」を行いました。
今回は断食シリーズ最終回。
3/12から3/15にかけて行った
3日間断食生活での気づきをまとめました。
●断食の目的
「食事」の再定義(リフレーミング)
当たり前のように食べている食事は人類にとって本当に必要なものなのか。
あえて食事を取らないことで、食事と健康についてさまざまな側面から検証してみました。
●実施期間
3/12(火)10:00〜3/15(木)10:00
●断食3日間(以降)の状況
・1日目
「ココロ」と「カラダ」で、断食のスタートにタイムラグがあることに気づく。
(「脳は断食状態。でも、体はまだスタートしていない」)
聴覚が敏感になる。
普通に空腹を感じるも、大きなストレスなく就寝。
・2日目
朝に予期せぬトラブルが発覚。その不安により食欲が倍増。
空腹感に耐えられず、断食終了を決意するが、いろいろ検証しているうちに、食欲が収まったので断食を継続。
食欲を抑える効果があったのは、塩と味噌、日光浴、大地に触れる、体操など。
・3日目
早朝に起床。短い睡眠時間でもぐっすり眠れた感覚。
食事量と睡眠時間の長さは比例していることに気づく。
3日間の中では、最も落ち着いて過ごせて(静寂感)、やることに集中できた。
・4日目
早朝に起床。断食終了後に回復食(お粥)を食べるが、カラダはしばらく断食状態が続く。
翌日の5日目にようやく正常に戻る。
●断食に役立ったもの・こと(食欲を抑えられたもの)
・塩と味噌
口に入れるものの中では、塩と味噌が空腹感を抑える効果がありました。
・日光浴と大地に触れる
それぞれ太陽エネルギーちお大地のエネルギーを取り込めたことが、空腹感を抑えることにつながりました。
・体操
私は主にカタカムナの健康法であるアマウツシワークを行ったのですが、「体を動かすこと」自体に空腹感を抑える効果があることがわかりました。
・瞑想とリラックス
瞑想とヘミシンクが役立ちました。
不安やストレスを感じると食欲が増したことの逆で、リラックスする行為は、空腹感を抑えるのには役に立つことがわかりました。
・夢中になる
好きなことややるべきことに集中していると食事にとらわれずに過ごせました。
●断食に逆効果だったもの・こと(食欲が増したもの)
・不安やストレス
2日目にトラブルがあったことで、不安やストレスを感じた時に食欲が増すことがわかりました。
・糖分
糖分が入っているものを口にしたときに、食欲が増すことがわかりました。
少し入れたことで、カラダが「もっと欲しい」と求めてきました。
断食を成功させるためには、糖分は全く取らない方がいいのかもしれません。
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【検証項目】
ここからは、事前に決めていた検証項目の結果です。
●体重は1.6kg減
体重は3日間の断食で、1.6kg減りました。
3日間のうち、1日目の減少が最も大きく、以降なだらかに減っていきました。
0日目(開始時) 54.9kg
1日目(24時間後) 53.9kg(−1.0kg減)
2日目(48時間後) 53.6kg(−0.3kg減)
3日目(62時間後) 53.3kg(−0.3kg減)
●睡眠時間は、約63%短くなった
断食によって睡眠時間が大幅に減りました。
しかし、睡眠時間が短くなったからといって、寝不足の感覚は全くありません。
睡眠時間の多くは、消化をするための時間かもしれません。
(※3日間とも目覚ましなしで過ごしました)
1日目 7時間18分
2日目 4時間48分
3日目 4時間39分
●花粉症の症状が軽減
今年は花粉症の症状があり、断食によって変化があるかどうかを検証したところ、
自分でもびっくりするくらい症状が軽減しました。(開始前を「10」としたときの「2」程度まで軽減)
開始前には、ゴミ箱がティッシュで一杯だったのに、断食期間中は一杯になることはありませんでしたので、目に見えるほどはっきりとした効果がありました。
断食は、花粉症の症状を抑える効果があることがわかりました。
(断食終了後には症状がぶり返したので間違いないと思います)
●五感が鋭くなる
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中でも、視覚と聴覚が鋭くなりました。
視覚 ☆☆☆☆☆(老眼を感じなくなった、視界がクリアになった)
聴覚 ☆☆☆☆☆(断食をしてすぐに周囲の物音に敏感になった)
触覚 ☆☆☆(特に変化なし)
味覚 ☆(食べていないため不明)
嗅覚 ☆(生まれつき鼻が弱く、匂いに鈍感ですが、断食によって治るか期待したのですが、変化なしの結果に)
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●「断食」のメリット
・食費の節約
食事代を消費しなくて済む
・時間の節約
食事の買い物、準備、食べる時間の節約
・睡眠時間の節約
睡眠時間が短くなる分、自由な時間が確保できる
・エコ
ゴミが出ない
●「断食」のデメリット
・楽しみが減る
食事での楽しみが減る
・寒い
とにかく寒い
・やる気が起きない
集中している時はよいが、食欲を我慢している時間はやる気が出ない
●断食中の発見・気づき まとめ
・「ココロ」と「カラダ」にはタイムラグがある
・感覚(聴覚、視覚)が鋭くなる
・不安やストレスを感じると食べたくなる
・塩や味噌、日光浴、体操などに食欲を抑える効果がある
・睡眠時間が減る(食事量と睡眠時間の長さは比例する)
・3日目で静寂感が得られる
・花粉症の症状が軽くなる
・断食中は夢中になれるものを行うとよい
・食事は「楽しみ」の一つ
・断食中は寒気を感じることが多い
など。
●3日間の断食を終えての感想
今回は、2月に行った「不食体験」をもとに、「断食生活」を行いました。
3日間、あえて食事を我慢する「断食体験」を通して、
「食事」という日常の行為が、自分の心と体にどのような影響を与えるのかを、
体験を通して知ることができました。
これからの生活の中で、
貴重な「食事」の機会をもっと楽しみたいと思います。
※なお、前提として、昨年末から継続している
カタカムナ健康法であるアマウツシワークでの体質の変化(食事量の変化)があったからこそ、
今回の断食生活が比較的容易に出来たことを付け加えさせていただきます。
(段階的に食事量を減らすことをおすすめします)
機会があれば、自然に行う「不食生活」を
もう少し長い期間(1週間程度)試してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。