こんにちは。
キャリアコンサルタントのみほと申します。
今後、自分自身の2級技能士の試験の為に、
とても苦手だった学科試験の勉強を楽しんで出来ないものか・・・と
考え、ココナラのブログに残す事にしました。
【ドナルド・スーパーの理論】
キーワード:キャリア発達・自己概念・特性因子理論・職業的適合性
キャリアアダプタビリティ・ライフステージ
ライフキャリアレインボー・アーチモデル・14の命題
キャリアコンサルタントの学科試験でも頻出される、
ドナルド・スーパー(1910年~1994年)
1.選択と適応の連鎖の過程
キャリア発達を障害にわたり繰り返される『選択と適応の連鎖の過程』と
表現。
2.キャリア自己概念
職業発達の中核。選択と適応を経て、青年期後期から晩年にかけて安定性を
増していく。特性因子理論と自己概念理論の統合を目指した。
★特性因子理論とは → 人材の適材適所の重要性に言及した理論。
個人の性格・価値観・スキル・趣味などの個人の
特性と仕事に必要な能力などの仕事の因子を
マッチングされる事が離職を防止に繋がる。
3.14の命題
「人はパーソナリティの諸側面、及び能力において違いがある」とし、
14の命題を提示し、職業発達段階と発達課題を明示した。
4.ライフ・スパン/ライフ・スペース
スーパーはキャリア発達に『役割』と『時間』の考え方を取り込み、それに
影響を与える決定要因と、その相互作用を含む包括的概念としてライフ・ス
パン/ライフ・スペースの理論的アプローチを提唱した。
【ライフ・スパン】・・・・『時間』
【ライフ・スペース】・・・『場所』
ライフ・スパンは人生構造は固定的ではなく、発達的なコースを歩みながら
時に再構築を必要つする。一生涯にわたる選択や変化を予測可能なものと説
明する為、個人のキャリア上に「ライフ・スパン」という発達的視点を盛り
込んだ。
ライフ・スペースは仕事に関する物だけではなく、人生それぞれの時期で果
たす役割全体を表す。キャリアを単なる職業だけではなく、個人が経験する
多様な役割とその取り組み方によって構成されるという立場に立つ。
5.ライフキャリアレインボー
人間は職業のみならず、趣味や地域活動、家庭での役割など様々なキャリ
アを虹の様(レインボー)に積み重ね、複数のキャリアを使い分けながら
日々の暮らしを送っているという考え方。
「年齢に応じた役割」や「場面」の組み合わせで「ライフキャリア」が成
り立っている。
子供・学生・余暇人・市民・労働者・家庭人・その他の様々な役割り
↑この7つは覚えておくと良いですね。
6.アーチモデル
キャリアを内的な個人的要因(心理学的特性)と外的な社会環境的要因(社
会・経済状況)となっていているもの。
アーチモデルは理論として確立する前にスーパーが亡くなり、
未完成の状態なので試験にもあまり出ないと言われている。
以上がスーパーの主要理論になります。
スーパーの理論は特に試験には出やすいので、
しっかり覚えておきましょう。