モノは少ない方が良い!一級建築士による【シンプルライフ】のすすめ

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こんにちは、一級建築士のエノキです。

本日は、シンプルライフ(モノをもたない生活)についてお話しをします!
それでは、さっそくですが始めていきましょう。


【自己紹介】
・名前:エノキ
・職業:設計事務所勤務
・仕事:住宅の設計
・資格:一級建築士
・特技:間取り作成+間取りチェック

モノをもたない生活「シンプルライフ」について

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まず初めに、わたしは「ミニマリスト」です。

家具や家電、調理器具も必要最小限しかありません。洋服にいたっては、シャツとパンツとセーターが二枚ずつあり、小綺麗なジャケットとダウンコートが一着ずつあります。

はい、以上です笑。


仕事着は、二枚しかないシャツとセーターとパンツを着まわします。ある程度、使用したらすぐにクリーニングに出します。

わたしには、普段着という概念がなく、基本は仕事着といっしょです。

モノをもたない生活をすると、思考がシンプルになり、余計な「選択肢」が生まれないので、とても楽です。また、モノが多いという事は、必然的に「収納スペース」が増えるということです。


わたしは昔、3LDKの部屋にひとりで住んでいました。ただ、ミニマリストゆえ、2部屋はほぼ使いませんでした。その後、家賃の安い2LDKの部屋に引っ越しをしました。

そうです!シンプルライフという選択は、家づくりにおいて、非常にコスパの良い選択肢のひとつだと言えます。


シンプルライフは、コスパの良い選択肢!

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「シンプルライフ」は、家づくりにおいて、とてもコスパの良い選択肢であることは述べました。

「なんとなく」捨てられないから新居に持っていく。こういった考えのかたは非常におおいです。

わたしもよく、お客さまの新居へ行きますが、洋服がめちゃくちゃ多い人がいます。キッチン用品や家電があふれている人がいます。ぬいぐるみやフィギュアをたくさん飾っている人がいます。


その洋服や、家具や家電などのスペースの分は、
家づくりにおいては「面積」を増やす行為です。

お家の面積が増えるということは、コストが上がるということを忘れないでください笑。


新築における最適な「収納量」とは?

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ここまで話しをして、収納も部屋も少ない方が良い!というわけでは決してありません。

最適な「収納量」と「部屋数」をきちんと考えよう。と、いうことです。


一般的に、戸建て住宅の場合、最適な収納量は15%程度といわれています。また、マンションやアパートの場合のそれは、8%程度といわれています。


しかし、これはあくまで一般解です。

最適な収納量は、住むひとによって異なります。ちなみに、私がいつも設計をさせて頂くお家は、少し多めに収納量を18%程度としています。


わたし自身は、ミニマリストですが、お客さんにそれは強要できません笑。

最適な収納量は、人によって変わりますが、18%程度もあれば皆さん「使いやすい」と言ってくれます。



本記事のまとめ

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現在では、本はスマホで読めますし、調理器具や家具家電も、ずいぶんとコンパクトになってきました。

なるべくシンプルに、「本当に必要な」スペースを家づくりでは考えましょう!


ひと昔前は、家は大きければ大きいほど良し!と、言うかんがえ方がありました。わたしの実家もそうです。祖父母が建てた家は60坪もあります。

今では、大きすぎる家の管理が大変だと言っています。


現在は、「管理しやすい家」が主流です。

なんでもかんでも大きくする発想ではなく、必要な場所に必要なぶんの面積を確保しましょう!

シンプルライフは、そんな家づくりにおいても役立つ発想です。ぜひ、新居にもっていくもの、そうでないものをキチンと区別しましょうね。


「この部屋、つくったけど使わないね」

そんなことがないように、住宅の設計はご慎重に!「住みやすさ」「使いやすさ」は、設計で決まります。

なにか、現在の間取りに対して、不満や不安がありましたら、お気軽にご相談ください!

2,000円ではコスパの良いご提案をさせて頂きます笑。


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