先日、『バビロン』(野崎まど著)という作品を読みました。
内容を簡単に説明をすると、"自殺法"という死を選ぶことができる権利が与えられる世界線のお話です。
その法律に対して僕がどう思っているかは、ブログの記事として書くには難しいので、話さないことにしておきます(笑)。
『バビロン』は3巻まで出ているのですが、1日でぜんぶ読んでしまいました。
僕は小説を読み始めると、最後まで読まないと気がすまない性格なので、どんどん先に読み進めてしまうんですね。この前も『眼球堂の殺人』という堂シリーズを1週間ぐらいで全部読んでしまいました。
ところで聞くところによると、社会人は月に1冊本を読めば好いほうらしいですね。でも僕の場合、1日に1冊ぐらいのペースで本を読むことができます。
これによって何が起きるかと言うと、ちょっと興味のわいた分野に関する本を1ヶ月で30冊読むことができるわけです。もし普通の人が本当に月に1冊程度しか読まないのであれば、単純計算で30倍ものスピードで知識を吸収することができるわけです。
たくさんの本を読むことで、知識が体系化されてきますし、考えが細分化されていくので、より好い行動を適切に行いやすくなります。仕事で使う機会があるなら、さらに好い環境になりますね。
本を読むのが早ければ、成長スピードが他の人よりずっと早くなるわけです。
というわけで今回は、僕がやっている速読のコツについて紹介してみます。うまく説明できるかはわかりませんが(笑)。
速読をするためには、本は読まない
速読と聞くと、眼をすごい速く動かして、1文字1文字素早く追っていると思う方もいるかもしれませんが、実際には眼はそんなに速く動かしません。
それよりも周辺視野を使って、広い範囲で情報を拾えるようにしています。
例えば、写真を見る時、細かい部分を集中してみたりしなくても、何の写真かすぐにわかりますよね。
「この画素が緑色で、隣が青色だから(以下略)…この写真は公園の写真だ!」とはならないはずです。1つ1つの画素に注目するのではなく、写真全体を見てパッと〇〇の写真だと判断することができるでしょう。
速読は、これと同じことを文字で行います。1文字を画素、1ページを1枚の写真のように考えて、パッとそのページの内容を理解できるようにしたいわけです。
本は読むのではなく、写真のように本を眺めるようにしていきます。
とはいえ、いきなりそんなハイパーサイメシア(超記憶症候群)のようなことはできないので、徐々に文字を拾える範囲を広げられるように訓練していく必要があります。
速読の練習には音ゲーを使う?
さて、周辺視野を鍛えるために僕がやった練習法としては、音ゲーで遊ぶことです(笑)。
音ゲーとは音楽ゲームのことですね。僕の場合、最近は『CytusII』というゲームで遊んでいました。
音ゲーで遊ぶとき、音やリズムに合わせて表示されるシンボルを、タイミングよくタップしていくわけですが、1つ1つのシンボルに集中してしまうと、実はそんなにうまくいきません。
それよりも画面全体を見て、次に何がくるのかを把握しながらプレイすると、上手にプレイすることができます。
これって、先ほど話した速読の内容に似ていませんか?
視点をどこに置くかを決め、そこから視点を動かさないようにして、フルコンボが取れるように遊んでいきます。このような意識で音ゲーで遊ぶと、意外と速読の練習になったりします。
このとき、iPadのように画面の大きい機種で遊ぶことができると尚好いですね。スマホだと画面が小さすぎますが、iPadだと実際の本のページと同じぐらいの大きさがあるので。
息抜きに音ゲーで遊んでみるのはどうでしょうか?(笑)