Vol.3「リスクを取れ!」

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コラム
文章力向上のため、丁寧な言葉遣いを省いています。ご了承ください。
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「リスクを取れ!」

私の好きな言葉のうちの一つだ。

この言葉を聞くと、「選択肢を選ぶ時はよりリスクのある方を選べ」と解釈する方が多い。

なるほど。
資本主義社会において、少数派になるためにリスクのある方を選ぶ。

誰しも怖がって行かない場所に、自ら突っ込む。

その結果、自分には他者とは違う個性が生まれる。

理解しやすい。

ただ、私が自分に「リスクを取れ!」と言い聞かす時は、少し意味合いが違う。

それを一番実感した時が、大学4年次の就職活動。
友人・知人全員が会社に就職という道を選んだ。
そんな中、開業届を出して自宅に引きこもり、一人でネットビジネスと向き合う自分。




友人によく言われた。
「よくそんなリスクある道行けるね!」
いやいやいや。
リスクがあるのは君たちも同じだよ。

むしろ個人で働くという道は、就職という道よりリスク管理がしやすいとさえ思っている。
個人で稼ぐ上で考えられるリスクはこれ一つだ。

「もし稼げなかったらどうしよう?」

こんなもの、自分の手腕一つでどうとでもなる。
稼げるだけの知識・知恵・スキルを身につければいいだけだ。

そこでは過酷な自分との戦いが待っているが、そのリスクを取るに相応しいリターンがある。
(膨大な報酬を獲得できる。時間に縛られず、趣味を満喫しながら稼ぐことができる・・・)

それに比べ、就職した場合のリスクは何だろう?
「同僚が嫌なやつだったらどうしよう?」
「上司に嫌われたらどうしよう?」
「給料は上がるのかな?」
「転職で困らないキャリアは築けるのかな?」
「いつかクビにならないかな?」

就職したことのない私でも、5秒考えただけでこんなに思い浮かぶ。
実際にしている方ならより多いだろう。

さらに厄介なのは、このリスク達は会社に入るまでブラックボックスであるという点だ。
それは自分でどうすることも出来ない、かなりタチの悪いリスクだ。


もちろん、就職について否定する訳ではない。

個人で仕事をしている身としては、やはり仕事仲間がいる事への羨ましさを感じる時もある。
大人数でデカい事を成し遂げるという、夢がある仕事なのも確かだろう。
飲み会で年齢関係なく、仲間で仕事について語り合ったりもしてみたい。
企業に所属するからこそ身につけられるスキルや知恵だってあると思う。

今でこそ個人で働いているが、将来就職してみたいという気持ちもある。





ただ、多くの就職した方々は「とりあえず社会に出たら就職するもの」というなんとなくの常識に流され、上記のような計り知れないリスクを考えていないことも事実だと思う。



どんな選択肢を選んでも、それにはそれ特有のリスクがある。

つまり「リスクを取れ!」というセリフは、私にとって単純に「リスクのある方を選ぶ」という意味ではない。

全ての選択肢におけるリスクを精査した上で、リスクとリターンを天秤にかけ、一番対比がデカい選択をしろ。

これが私にとっての「リスクを取れ!」だ

しかし、私だってまだ20代ギリ前半の人間だ。
自分では気付かない盲目的な部分もあるだろうし、気をつけても感情に支配される事がしょっちゅうだ。
昨日だって散歩しながら考え事をしていたらネガティブな気分になり、2時間ほどふて寝した。
精神的に未熟だと感じる時もあるし、今日はもう働きたくねぇ!なんて毎日思っている。

毎回、そんな「リスクを精査して〜・・・・」なんてやってられない。



しかし、就職や進学の道など、明らかに自分が人生の岐路に立たされている時。

その時だけは、迷わずに宝刀「リスクを取れ!」を抜かなければならない。

それだけで十分人生は好転するだろう。

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