子供の名前を付けるときに絶対守るべき3つの掟

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子供への最初のプレゼント、なんてよく言いますね。また、子供からすると、一生背負っていくものであります。そう、「名前」です。
妊娠が発覚して、やれベビーベッドだの、抱っこ紐やベビーカー、いろいろ準備するものはありますが、一番時間がかかるのが子供の名前を決めることです。
難しくもありますが、すっごく楽しいことでもありますよね。夫婦でいろいろ案を出してみたり、紙に書き出してみたり、考える時間はそのまままだ見ぬわが子への想いになるんでしょうね。
ここでは、名前を付ける方法というよりも、名前を付ける上でこれだけは気を付けておいて欲しいという点をご紹介します。これは私が名前を付ける上でのいろいろな本を読み漁って大事だと思った点、実際に名前を付けた経験から名前を付ける上で忘れてはいけないなと思った点をまとめたものです。是非一読して、頭の片隅においていただけるといいと思います。
また、名前が思いつかない場合のアプローチの仕方についてはまた別の記事で書く予定なのでそちらを参考にしてみてください。

1.「なんで○○って名前にしたの?」に胸を張って答えられるか

絶対に、いつの日か、子供から聞かれる時がきます。そのときに、胸を張って、自信を持ってその問いに答えられるかを想像してみてください。
私が子供の頃は、小学校の頃、毎朝日直の当番になると、朝のスピーチで自分の名前の由来を言わされたものでした。自分がスピーチする前の日の夜に、両親に尋ねたこと、気恥ずかしそうに答えてくれた父の顔をよく覚えています。
子供がいつか誰かに自分の名前の意味を、込められた想いを、自信を持って話せるだろうかと、自問してみてください。
例えばですが、自分の本位ではない慣習や人からの意見に左右されてはいないですか。私の知り合いのパパさんにもいましたが、おじいちゃん、おばあちゃんが結構口を出してくる人で、子供の名前の候補をいくつも提案してきて悩んでいる方がいました。善意なので邪険にするわけにもいかず、困っていましたが、最後は自分夫婦で考えた名前を付けてらっしゃいました。「子供に聞かれたときに、やっぱり、お父さんとお母さんが考えたんだよって言いたいからね」と。
また、代々の名前の慣習で悩んでいる方もいました。おじいちゃんから1字を頂いて命名するのがなんとなくその家の慣習になっているので、あわせるべきか、と。
結局その方は慣習には従わない名前にしてらっしゃいました。理由はやっぱり「子供に胸張って説明したいからね。」
自分で納得されているならいいと思います。慣習でも、誰かの提案でも。ただ、少しでも違和感があるのなら、やはり、今一度想像してください。子供の頭を撫でながら、「こんな意味があってね、」って説明できていますか。
2.これから先、その名前が使われるシーンを具体的に想像する
名付けたその名前が実際に呼ばれるところを想像しましょう。小学校で友達から、役所で、恋人から、先生から、そうすることで呼びやすさ、語感が掴めると同時に、変なあだ名をつけられないか、別のあまり良い意味でない言葉に聞き間違えられないか等をチェックすることができます。また、将来海外で活躍する人になって欲しい、と思う場合はシンプルな外国の方にも呼びやすい発音であるかも確認しましょう。
実際にその名前を書いてみましょう。ひらがなで、カタカナで、漢字で。紙に書かれたイメージも確認しましょう。意外と、書いてみると、「あれ、イメージ違うな」ってことも多いです。また、書きにくくないか、異なる意味の単語に見間違うことがないかも確認することができます。愛をこめて、何度も書いてみましょう。
3.情報に振り回されない
名付けは原則自由です。子供への愛情を十二分にこめて、一生懸命考えた結果ならば、それが最高の名前です。そういう自信を持ってください。
名付けについての本は数えきれないほど出ていますし、インターネットで検索しても見切れないほどの情報が出てきます。情報に振り回されないようにしましょう。例えば、気にする人は画数なんかも気にしますよね。姓と名のバランスや、漢字と漢字の相性まで書いてある本もあります。ただ、そんなものを全部満たした名前なんてありません。基本は自分の想いと気を付けたいポイントだけ絞って、それ以外は気にしないようにするか、見ても参考程度にしましょう。
真剣に考えれば考えるほど、情報の波にのまれてしまうこともありますが、繰り返しになりますが、まずは自分の中の「どういう名前にしてあげたいか」という想いを見つけることを最優先しましょう。

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