努力したくてもできない時って、やっぱりあります。
努力しようとすると、不安になる。
涙が出てくる。
とにかくツラい。
こんな時は、まず休息。
そして、心の点検が必要です。
あまりにもひどい時は病院を受診する必要もあるでしょう。
今日は、「常に意味もなく不安」な人へ向けたメッセージです。
常に意味もなく不安。
これは想像以上にハードな状況です。
安定しないので、恋愛も仕事も人間関係もうまくいきません。
もしも、あなたが恋愛、仕事、人間関係がこの状況なら、心が不安定じゃないか確認してください。
では、なんで心が不安定なんでしょう。
それは多くの場合、幼い頃に原因があります。
心が不安でいる環境で育ちませんでしたか?
そうすると、どうして不安なままです。
それを、「あの人が悪い、この人が悪い」と人のせいにしたり、「会社が悪い」と環境のせいにしてませんか?
残念ながら、原因はあなたの中にあります。
あの人のせいでも、この人のせいでもありません。
それは、幼い頃、自分の育った環境にあるのです。
だから、何かのせいにするなら、幼い頃の環境を作ったもののせいにしてください。
幼い頃の環境を作るもの。
そう。
その多くは「親」ですね。
ではなぜ、幼い頃不安だと、大人になっても不安なのでしょう。
幼い子が不安になる時。
暴力があった。
貧乏だった。
親が自分に無関心だった。
甘やかされすぎた。
いろいろありますね。
でも、たとえどんな親であっても、子供は親が大好きです。
親しかいないし、親に愛されなかったら、死んでしまうからです。
自分の命がかかっているので、死に物狂いで親を愛そうとします。
しかし、自分のことでいっぱいいっぱいで、子供を本当の意味で愛する余裕がない親だとこうなります。
子供に「ありのままのままであなたを愛する」というメッセージが送れないのです。
「ありのままの自分」でいると愛されない。
いい子でいないといけない。
そのいい子は、大抵、親の理想像であり、空想のものです。
しかも、その「いい子」が常に同じならいいのです。
不安定な親は、「いい子」の意味がその場その場で変わるのです。
さらに、不安定な親は自分に自信がありません。
自分は無条件で子供を愛せないのに、子供には、「無条件に親を愛せ」と無言のメッセージを送ります。
自信がないから、子供からの愛で自分を確認するのです。
子供は必死でそのメッセージを守ります。
そうするとどうなるか。
その人は不安定の中にいると安心するようになるのです。
不安定の中にいれば、親に愛される。
不安定の中にいれば、嫌われない。
決して楽ではありません。
むしろ、苦しみの連続です。
でも、そこから出ることは、親から愛されない、つまり「死」を意味します。
多くの不安定な人は、この恐怖から逃れられずにいるのです。
不安定の中にいることが、唯一、親から「愛される」ことだったから。
では、この不安定から抜け出すにはどうしたらいいでしょう。
この続きはまた明日。
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