海外移住・生活・留学・進学・就職・転職 - 15

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皆様

お疲れ様です。いよいよ7月に突入です!
気づけば今年も既に半分が終わりましたね、、、。
私の頭の中では西松屋のメリーの無限ループが続いております笑

本日は、海外移住・生活・留学・進学・就職・転職の続きで、大人が学習を目的として入国する際の、2. 大学•大学院進学という選択肢に触れさせて頂きます。

それでは参ります :)

事前に入学を決めてから入国するという選択肢ですから、学習を目的として入国することになります。

(入国の時点で入学先から入学許可書と学費の支払い証明書を受け取っているはずです。よって、入国時に滞在先の証明と往復航空券を添えてオフィサーに見せれば、一先ずはその場で支払った月分の滞在許可をもらえます。)

(学期が進むにつれて現地で追加の学費の支払いが必要になるはずです。その度、現地で滞在許可の延長を行って下さい。)

(MBA等にはパートタイムとフルタイムが存在する傾向がありますが、パートタイムでは学習を目的として入国する事になりません。従って、学生としての滞在許可がおりませんので注意して下さい。)

ご自身が通う高校や大学の提携校への入学のみを希望する方は、双方の事務局の指示に従い、入学の可否を判断してもらいましょう。

全く縁の無い高等教育機関に進学を希望する方は、若干ハードルが上がります。(前回の投稿もご参照下さい。)

先ずはインターネットでリサーチです。希望校を絞ったら、希望校の事務局にメールで連絡し見学の予約を取りましょう。可能な限りキャンパスを訪問する事をお勧めします。(現地のInternational OfficeのスタッフまたはMarketing Officeのスタッフが案内してくれます。)

希望校が定まったら、必要書類を揃えます。

四年制大学であれ大学院(ヨーロッパでは実質8ヶ月間です。)であれ、受け入れ先高等教育機関の関心(経済力や犯罪歴を除く)は、やはり志願者の直近の基礎学力と英語力です。

(先方は日本の教育機関の名前やランキングに精通していないので注意して下さい。)

先方が確認したいのは主に以下です。(全て英語でお願いします。)

1. 直近の基礎学力の証明書 (各種教科の評価及び出席率もチェックします。)
2. 直近の教師からの推薦状 (授業態度や素行もチェックします。)
3. 英語力の証明書 (IELTS / ケンブリッジ検定またはTOEFLです。)
4. 志望動機 (A4で2ページ程で大丈夫です。)
5. オンライン面接での質疑応答 (人間性と基礎英語力の確認です。)

1で志願者が専攻分野についていけるかどうかを判断します。ヨーロッパでは中学・高校の成績で専攻が可能な分野と進学先が自動的に絞られるシステムになっています。よって、外国人と言えども、例えば理系科目の成績が振るわない志願者に理系分野を専攻させるのは難しいというのが現状です。

2で志願者が実際に授業にどれ程関わってくるかを判断します。ヨーロッパの大学では、Class Participationの評価も重要視されます。各授業で能動的に発言や質問をし、同時にクラスメートとのディスカッションに参加し続けなければ成りません。これは必須であり、ただ授業に出席しているわけにはいきません。特に我々は外国人ですから、筆記試験や個人の提出物、グループプロジェクトやミーティング、卒論の成績が不安定に成りがちです。よって、Class Participationでしっかりとポイントを稼ぐ必要があります。

3で重要視されるのは、特にReadingの成績です。SpeakingやListeningが苦手でも、WritingやUse of English (語彙力や文法力)が劣っていても、外国人ですから、クラスメートが助けてくれたり、学校側が追試や添削の機会を与えてくれたりと大目に見てくれます。しかし、膨大な量の文献を読み理解するという作業からは逃げられません。よって、読めなければ、授業についていけません。

4と5は努力の見せ所です。私の様に大学までの成績が特別振るわなかった人間が一発逆転を狙うのであればここしかありません。相手も人間です。ご自身の熱い気持ちを一生懸命に伝えれば必ず伝わります。英語の先生にアドバイスをもらいながら4を書き上げて、5のリハーサルを行い本番に臨みましょう。

上記の条件を満たせば入学が可能です :)

入学後は、ストレスとプレッシャーとどう向き合いながら、それらをどう乗り越えて卒業まで辿り着くかという戦いです。

現地での生活がスタートすると、勉強面でも生活面でも様々な困難に直面します。それらを乗り越えて無事に卒業まで辿り着けた先に待っているものは、「自信」です。私はちょっとやそっとの事ではへこたれなく成りました笑

海外の高等教育機関への進学は大多数の方々の選択肢ではありません。しかし、卒業経験者は存在します。先ずはその方々の生の声を聞いてみましょう。涙あり笑いありの物語を聞かせてくれるはずです :)

ご質問やリクエスト等があれば、いつでもご相談下さい :)

次回に続きます。

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