【あなたはどこまで】マズローの欲求階層説について【満たされてる?】

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肩甲骨が本当に剥がれたら大ごとだと思います。

こんにちは、ひのきです。

今回は悩みを客観視する手助けとなる、マズローという心理学者が唱えた欲求階層説について紹介いたします。

マズローの欲求階層説では、以下のように欲求は段階を持つと言われています。
①生理的欲求(命を維持したい)
②安全の欲求(安心できる生活がほしい)
③愛情・所属の欲求(他者に認められたい)
④自尊欲求(自身を高めたい)
⑤自己実現欲求(さらに自身の価値を高めてたい)

人間はまず①生理的欲求を持っており、それが満たされると②安全の欲求を満たしたくなります。次は③愛情・所属の欲求、その次は④自尊欲求…という風に欲求の段階が上がっていくというものです。
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ご自身の欲求段階はどこに当たりますか?
欲求の段階を知ることは悩みの段階を知ることにも繋がります。

「仕事がうまくいかない、もっとできるようになりたい」とか「仕事の能力が伸び悩んでいて不安」というような悩みがあったとき、一見④自尊欲求の段階に位置しているように思いますが、実は③愛情・所属の欲求が満たされていないというようなこともあります。

「何かができるようになりたい」という欲求のゴールが「周りに認められたい」なのか、「これを達成したい」なのかどうかは大きな違いです。
そして、③愛情・所属の欲求はもう満たされていると勘違いしてしまうと、④自尊欲求を満たすことはできないという危険が訪れます。

現在の欲求段階が満たされなければ次の欲求は満たされないと考えられており、悩みを解消するには自分に正直に欲求段階を分析する必要があるのです。

SNSの普及により承認欲求に振り回されてしまう若者が近年増加しています。
いわゆるこの承認欲求は③愛情・所属の欲求に位置することが多いです。
マズローの欲求階層を知ることで、自分の欲求がどのレベルに位置するのかを知ることができ、客観的に自身の悩みと向き合う手助けとなるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
少し硬いお話でしたが悩みを客観視することは非常に重要ですので、悩みに苦しんだときは、こういった知識をもとに冷静になることができればよいのではないかなと思います。


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