看護学生ってどんな感じ?ますもす過去編

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コラム

本日も訪問頂きありがとうございます。
今日は看護学校時代について
書いてみたいと思います。

よくあるイメージとして、
看護師を志す方って
子供の頃から夢だったから、とかが多いかもしれません。

私の場合、夢のない話になりますが、
中学校の時、友達が少なかったのですが、
数少ない親友が看護師になるのが夢だ!看護科のある学校に行く!
と言って
え、じゃあ私も行く、
という
非常に不純な動機でした(^^;)

子供の頃に、虫垂破裂からの腹膜炎で入院し、
看護師や医師の皆さんに助けて頂いた経験ももちろん影響はしていましたが、
一番の理由は
友達がそこに行くから、
でした。
今振り返ってももうちょっと慎重に考えなさいよ、と
過去の自分に言いたいですね(笑)

そんな感じで、
看護学校に行ったのですが、
入ってからがまあ大変でした。

そもそも一緒に行こうとしていた友達がが落ちてしまい、
私だけが合格してしまい、
予想外の展開が起こってしまったのです。

でも、看護学校の友人関係は楽しく過ごすことができて、
看護学校の楽しい思い出は
友達と過ごせたことが思い出されますね。
若かった。。。。

しかし、勉強や実習はまあ大変でした。
そもそも成績が優秀な方ではなく、下から数えた方が早く、
夏休みなどの長期休みは、
補習常連組でした。
大変ではありましたが、常連組はいつも決まったメンバーだったので
それはそれで楽しかった思い出があります^^

看護の勉強は、興味のある分野は楽しかったですが、
看護技術の場合、技術テストがあり、それが特に苦痛でした。
シーツ交換の三角コーナーをいかに上手にできるか練習したり、
清拭や洗髪、更衣などの練習をしたり、、、
なつかしいですね。

特に清拭は、火傷するじゃんかぐらいの熱湯をピッチャー使っていれて、、、
火傷しますわ、普通に。
あんなに熱い思いをして頑張った清拭練習ですが、

残念ながら病棟では、
今は清拭用の個包装してあるタオルを清拭車という
タオルを保温することのできる場所からとって使用していたので
あんな熱い思いをして、温度気にして、、ってことは
全く生かされませんでした。
訪問看護では生かされましたが、
病棟では生かされず、でした。

シーツ交換も場所によっては看護助手の方がしてくださったりしますし、
もしかしたら、私が看護学校時代に教わっていたことと
だいぶ内容が変わっているのかもしれませんね
ジェネレーションギャップです。。

まあ、私の時は学生同士の注射は血管モデルを使用していましたし、
経鼻胃管カテーテルも実際に挿入はしてませんでしたが、
昔はしていたそうですからね。。
普通にリスク管理的におそろしいなと思いますが、、、


しかし
看護学生で一番大変なのは、
度重なる実習とそれに伴う記録じゃないかなと思います。

様々な領域、いろいろな病棟でさせて頂きましたが、、
あまり良い思い出はありません笑

やたら受け持ち患者の部屋に行って、コミュニケーションをとれと
看護教員に言われて、
詰所にいることさえもあまり許されなかったのを思い出します。
確かに実際に働くようになると、学生の頃のように、
一人の患者さんに密にかかわり、コミュニケーションに時間をかけてとることはできません。
ですが、まあ苦痛でした。
患者さん側もずっとそばにいられると休むに休めませんから、
あまり積極的に訪室して、居続けるのも、
患者さんの個別性にあわせてですが、気を付けないといけないかと思います。

また、
実習では毎日受け持ちや実習担当の看護師に
行動計画や目標を朝伝えてから見学同行や実施をする、
というシステムでしたが、
あれもまた、、
大変でしたね。
当たり前ですが、学生ですから経験も知識もおいついていませんし、
患者さんの意思や治療内容・看護内容に沿って
自分ができることを考えるなんて、
まあそんな簡単にできるわけがありません。

むしろ、それでできるようであれば、苦労しませんからね。

渋い顔をされながら、
注意をされながら、
スタッフに注目されながら発表するのは
大変苦痛でした。

実習中の記録量も膨大で、
毎日行くだけでも慣れないことだらけで気遣いや緊張もあり、
疲労感でいっぱいで帰宅するっていうのに、
記録のせいで眠れるのは明け方。。。
そして朝がきてしまい、絶望する、
というルーティーンをこなしていました。

それで寝不足になりながら必死で書いた記録も計画も、
確認されても、修正からの修正で、また終わらない、の繰り返しです。

あれは確認する現場の看護師ももちろん大変で頭を抱えますが、
そもそも疲労感と睡眠不足、ストレスの中、
正直実習に来るだけでえらいと私は思いますね。
甘いかもしれませんが、

正直看護師の皆さんに聞きたいですが、
あの実習の記録たちは今の看護に役立っていますか?

事前学習で教科書をみながら必死でまとめた疾患などの知識、残りましたか?

いやー、残ってないですよ私は。←

正直実習生活で何を学んだのか、
確かに関連図など、疾患の症状が現れていく過程、根拠に触れることや、
患者さんの生の声を聞くこと、関わること、
現場の看護師の姿を見ること、
受け持ちの患者さんと向き合うこと、
いろいろ学べる部分はありましたが、、
睡眠不足と疲労のなか学ぶわけですからね、

記録量といい、非効率だったなと思う部分はたくさんあります。

患者さんとの関わり方、、
現場の看護師のマルチタスクで動かないといけないこと、
事故防止のための確認や報告連絡相談の大切さ、
については実習で触れてほしいなとは思いますが、

行動計画や看護過程については、
病院や病棟、働く場所によって様々な部分もあるので、
それよりは、しっかり現場というものに触れる時間が
大切なのでは、と思います。
現場の看護師が、目の前の患者にどのように向き合い、対応し、
動いているのか、を。
なかなかそれだけでは教育システムとして成り立たない部分はあるのかもしれませんが、
実際は働いてからじゃないと身に着けられない知識や技術が多いと思います。


まあ、あの記録量と疲労のなかで動かなければいけないという
忍耐力を鍛える訓練、という名目としてならばまだ理解できますがね。

いろいろな出会いが患者さんも、看護師の方などでもありましたが、
とにかく、
現場も経験してから振り返るとより思いますが、
看護学生の皆さん、
きてるだけで十分えらいです。

記録のことや動き方などいろいろ言われると思いますが、
まずは行けたことだけでも十分100点です。
疲労やストレス、緊張の中、
きてくれてありがとうございます。

現場もいろいろなので、
予行練習だと思って、
いろいろな看護師、患者さんがいるんだなあと観察してもらえたら良いと思います。
働く場所は、
人によって合う場所は違うので、
どの科が合うか、、、はたまた訪問看護などほかの選択肢もたくさんあります。

いろいろそんなことも想像しながら実習にきてもらえたらと思いますが、

一番は体と心を大事にしてくださいね。

私の時よりどれぐらい教育システムが改善されているのかわかりませんが、
少しでも改善していたらいいなと思いますね


ここまでの文を見てもわかるように、
成績優秀、意識高め!
じゃない看護師もごろごろいます。

未来の看護学生の皆さん、
看護の世界を目指してくれたことはとてもうれしく思いますが、
どの業界でもそうですが、
一番大切なのは、自分を大切にできるかどうかです。

自分を大切にできなければ、
相手も患者さんも大切にし、良い看護の提供はできません。
覚えておいてもらえたらうれしいです、


相変わらずまとまりがないですが、
看護学生編はとりあえず終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。



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