「文楽」この感動を授業に活かす!!

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1 教員は、文化をするお仕事です

以前から、そうお伝えしていましたね
だから、科学館、美術館、博物館・・・○○館とつくところには一度足を運びましょうと、お伝えしました
また、日本各地、世界各地に旅に出かけるのも、お仕事のひとつです
例え、リゾートや趣味でも・・・・です
「生」は、違います
日差し、匂い、味、空気感・・・・そこに立つだけで、違います
新幹線や飛行機から降り立った時に感じるアレです

2 義太夫の語りに眼と耳と心を奪われました 
さて、国立劇場(千代田区)があと250日ほどで、建て替えになるので、最後とばかりに足を運びました
近松門左衛門シリーズで「国性(姓)爺合戦」を見てきました
歌舞伎、能、狂言・・・は生で何度も見てきましたが、
文楽は、鑑賞の機を逃していました
人形遣いは、「足3年」といいます
足、左手、右手の順に くらいが上がります
右手は国宝級の方がなさいます
もはや、人形ではなく人間が演じている、いや、それ以上にリアルです
義太夫さんは、場面ごとに変わります
ひとりで 3人を演じ分けつつ、状況説明もなさいます
私たち教師が、範読をするのに似ています
人物の台詞と地の文を分けて読みます
感情が、破裂します
三味線1本の合いの手のみで、情景と心情を語ります
あっという間に、その世界に入り込みました
眼も耳も 心も 義太夫さんに全集中です💚
「芸術」とはこのことだ!!!
国の宝とする意味が分かりました

3 TVと生では 大違い

VRやTVでは、ねむくて途中で飽きては、アウトでした
生は、引き込まれていました
一度は、生を鑑賞しましょう
授業では VRやTVで見せなければならないのが現実です
しかし、伝える教員が生の感動を味わっているのと、そうでないのとでは大違い💛
学校教育で教える「伝統芸能」を、どのジャンルでもよいから
「生」で鑑賞しましょう
教員の資質向上のための「研修」だと思いましょう

4 芸術を熱く語る先生がいいな💚

美術館でピカソやゴッホを見たり 博物館で国宝を見るのもお勧めです
絵具の流れや厚みに目が行ったり
教科書に載っていた作品はこんなに小さいものかと、驚愕したり・・・
バレエ、オペラ、ミュージカル
雅楽、長唄、民謡、三味線や琴の合奏、尺八と謡曲、民謡
落語、漫才、漫談、講談・・・・・・
貴方=先生の感動は、それを伝えるときの熱量になります
芸術の崇高さを熱く語りましょう💚

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