👀授業研究会 教員のここを見よう👀

記事
学び
前回 他人の授業をたくさん見ると、勉強になりますというお話をしました
では、どこを、どう見れば、自分の授業に活かすことができるのか
いくつか挙げてみましょう
なお、今回は「子供の姿」を見るのではなく
「教員=授業者」の何をどのように見るか・・・に絞ります

1 👀 板書

これはその授業が一目瞭然です
導入→展開→終結・次の課題
この一連の流れが、コンパクトに凝縮されます

2 👀 学習課題

児童の思考を織り込んだ本時の学習課題になっているか
課題解決学習の場合は特に、単元の導入段階で 時間ごとの学習課題を設定していることが多く見られます
「学習計画」をよく読んでみましょう
児童の興味・関心や既習事項で挙げられていた疑問が解決されるような学習課題になっているでしょうか・・・熟読しましょう

3  👀発問・指示

校内研究の重点や視点に迫る「言葉」で、投げかけているでしょうか
児童の発言を「受けたり」「次に繋いだり」することが 教員の発問・指示です
一方的で教授的な発問・指示は昔々のお話です

4 👀教員の話す回数・時間 

発問・指示・支援の回数が多くいて、しょっちゅうしゃべっている先生、いらっしゃいますよね
子ども達が、「さて、やるぞ」という矢先に、                 
次々と指示を追加したり 発問とも指示ともつかないことを喋り捲り続ける・・・・・
思考や作業をやめて、先生の話を聞く児童にとっては
       指示がありすぎて混乱するし 
       やりたくてもやれないから 意欲が減退する
片手間に先生の話を聞いている子には、
       意欲は継続するかもしれないけれども、
       教員の思いが伝わり切らない
これを続けていると、結局、指示も何も徹底しない学級づくりになってしまいます

5 👀一斉はせいぜい3つまでにする あとは、個別指導

上記のような教員の授業は、「教員の話す時間の方が児童のそれよりも長い」という、驚くべきデータがあります
サッカーの「ボール保持時間」のようなデータです
では、どうすれば良いのでしょうか
「主発問」は「主」=原則ひとつ
「補助発問」は、せいぜい2つ  です 
これだけでも、一斉発問は3つです
これで十分です
心配な子供さんへの支援は、「机間巡視」です
もちろん、できる子・進む子への評価等もです

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す