光村図書出版 「5年 国語」から、p182-183の実践を紹介します
担任がお休みなために、補強に入りました
「授業をします」と伝えたので 「助かります😢」と感謝されつつ、生活に活きる「詩」の学習です
1 「詩」が どのように生活に活きるのだろうか?
単元名が「生活の中で詩を楽しもう」・・・なのです
子ども達にとって、詩だけでも遠い存在なのに、
生活に活きるというのは 合点がいかない('◇')ゞ
まず ここからです
この単元は 導入の動機付けが肝です
(1)「詩」は 感情を共感できる
「詩」は 時代を超えて繋がることができる
「詩を選んで書き写しましょう」では、
子どもたちに興味も湧きません
関心も引きません
だって、「詩」に親しんできた子供がそう多くはないから
「詩」の指導に力を注ぐ先生は多くはないから・・・・😢
今回の導入では、私自身の体験を話しました
歌手の「歌詞」を取り上げることもあります
方法は色々です
今回は5年生なので、前時の「枕草子」も登場させました
(2)谷川俊太郎さんの「生きる」・・・・思いを代弁してくれる
指導案を練ったり 発問を吟味したりしているときは 苦しくてつらい時
もある・・・
こういえばいいかな・・・・
単元展開そのものの順を変えようか・・・・
いやいや そもそもこの目標でいいのか・・・・悩む、苦しむ・・・・
しかし、授業で子供たちが「面白い」「分かった」「もっとやりたい」と
いってくれると、苦労は吹っ飛ぶ!!
また、工夫するぞー!!カイゼンするぞー-!!!!と エネルギーが湧
いてくる💛
こんな瞬間に、「生きる」が浮かぶ💛
「今、生きているということ・・・・それは、ピカソ・・・・」
それは、私にとっては この瞬間=子供たちが生き生きと授業にのってきて変わる瞬間なんだなあ…って思う
谷川俊太郎さんの感情と私の胸の高まりが 少し重なったようになる
谷川俊太郎さんが、「私の思いを代弁して」くださぅているように感じる💚
(3)枕草子「冬はつとめて・・・」時代を飛び越えて、共感できる
この頃の冷え込みのなか、ふと、この文が浮かぶ時間がある
平安のころ生きた清少納言さんと私の「感情が繋がった」「共感できた」と思う瞬間
時代を超えて、日本の四季を感じている清少納言さんと私・・・・・・・・
「ことばは時を超える」んだねえ💚
(4)中村草田男さん・・・一緒に謳歌してくれる、共感できる
「ほっ うれしいな ほっ まぶしいな 水はつるつる 川はそよそよ ケルルーーンクック・・・・」
春のひ日差しと土の匂いを感じると 私は、この詩が浮かぶ💛
生きている悦び 死なないで生き延びた自画自賛
日差しを受けて湧いてくるエネルギーを このカエルさんと「共に謳歌して」いる💚
2 「いいなあ、私も、自分の心に響く詩を見つけたいなあ💚」
この一言が出たので、動機付け大成功!!
(1)では、教科書に載っている詩を読んでみようか・・・
範読→連れ読み
蛇 ジュール=ルナール 岸田 國士 訳
ながすぎる
この詩はウケました
「みじかい」「これで 詩?」
子供が、一気に引き付けられましたからね
詩への概念を覆してしまいました
教科書編纂者の策略が効いています
自由に読んでいいよと、自由読み
各自が面白そうに交流しています
しばらく眺めて 次の詩の範読へ・・・
一ばんみじかい抒情詩 寺山修司 作
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな
海です
この頃になると、範読→連れ読み→自由読み
しっとりと、各人が思いを込めて 読み始めます
「心の中に しっとりと 留めて置く詩もあるんだあ」
いい感想が次々と出てきます💛
(2)最後の詩も読み終えると、「もっと読みたいな💚」と訴えます
心の中では、「待ってました!」「いい考えだね」「自分の心に響く詩、自分と同じ思いの詩」を 探そうか?」
「面白そう 探したい」と 盛り上がりました
3 自分の心が通じた詩を 書き留めておくのはどうかしら?
そうすれば・・・・続きは、次回💛