データから見るいじめ"(-""-)"

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昨日の答えから参りましょう
Q1⇒A1 令和2年 認知件数 約51万件 
          コロナのせいか 大幅に減少して この件数です😢
          平成26年度以降 増加していました
     〃 3年      約61万件
Q2⇒A2 もっとも認知件数が多い学年は、小学2年生です

いじめの「発見」は、①アンケート調査での発見が最も多く、54,2%      
          ⓶本人からの訴え          17,8%
          ③担任が発見            10,4%
          ④該当児童生徒の保護者からの訴え  10,2%

こうしてみると、担任の目配りは それほど見えていないことが分かります
でも、私たちは、直接自分でみるだけではない「情報網」を持っています
そうです、「子供からの情報」です
行間休みなどに 聞こえてくる子供の訴えです
「先生、Aちゃんがこんなことして Bちゃんに意地悪してました」
「Bちゃんがね、Aちゃんにこんなことされて嫌だったって言ってました」
直接見た、または、本人や友達から聞いたことを子供たちや話してくれます
他愛もないことや、ただのもめごとが大半です
しかし、先生方の「聴く力」=情報収集力は必要不可欠💘
一見無駄そうな情報の中にも、事件・事故の種は隠れています
ハインリッヒの法則、通称、ヒヤリハットの法則
これを見逃さないのが、「教師の感」です
刑事さんみたい💚

上記の%から、もうひとつ大事なこと
それは、アンケートです
54,2%、ほぼ半分がアンケートで認知できている
つまり、アンケートは有効だということです

「いじめ防止対策推進法」16条には、
「定期的な調査 その他の必要な措置を講ずるものとする」と
学校が講ずべき基本背策を上げています
この一環が アンケートです

「この忙しいのに、また提出物!!取ればいいんでしょ」的に
実施してしまう先生もいらっしゃいます
そんな時は、この数字を示して
アンケートの有用性をアピールしてください💘

私たちがいくら「聴く姿勢・態度=受容的」にしていても、目が行き届かない
それを補うのが、法で定められた方法のひとつ=アンケートです
忙しい中、どうせ時間を使わねばならないのならば、
実施後には、よく読んで分析しましょう

さあ、今日もまた、ここで問題です
Cさんのアンケートに、以下のようなことが書いてありました。
「誰にも言わないでください。実は、昨日の放課後、AちゃんがBちゃんに命令しているのを見たんです。目の前のコンビニで、万引きしてこいって言ってました。私は、そばを通っただけで、怖くなってすぐ離れたし、その後どうなったかわかりません。でも、Aちゃんは乱暴で怖い子だから、私は近づかないでいます。Bちゃんは、Aちゃんといつもいます。Aちゃんに仕返しされるのが嫌だから、先生にだけ言います。」
と記載があった場合、あなたならどうしますか
貴方がまず最初にやることで、一番いいのはどれだと思いますか
例1:Aから事情を聴き指導する
 2:AとBを一緒にあわせ2人から、昨日の様子を聞き、事実を確認する
 3:Bから、昨日の様子を聞く
 4:まずCから、昨日の様子を聞く
 5:A,B,Cを一緒に合わせ、3人から機能の様子を聞き、事実を確認する

「誰にも言わないでください」は、事例によっていろいろな対応が必要です
明日、お話しします
お楽しみに💚



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