10月のお仕事の報告です(2件)

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ご無沙汰しています。皆さんお変わりないですか?
先月はココナラでイラスト、漫画と2件のお仕事をさせていただきました。

一つめはオンライン通訳アプリの宣伝漫画です。色々と先方のご要望を伺った結果、最近わりとよく見かける新サービスのランディングページ向けの制作ということで、自分初の試みとして縦長漫画っぽい形でネームからご提案してみました。

通訳アプリの宣伝なので日本語以外に各国語版も必要で、繁体字版とハングル版もセリフを差し替えて一緒に納品しました。(翻訳データはクライアント様からご提供いただいてます)

ちなみに各国語フォントも元々㍶に入ってるのにいいのがなくて、商用利用可能でかつデザインがかわいいのを自分で探したりもしました。これも初なのでなかなか新鮮な体験でした。

以下がその二言語版(部分)です。けっこう印象変わりますね。
kotodama001.jpg
2kotodama00.jpg

二つめはイラストですがちょっと漫画っぽいアプローチというか、同一のキャラクターで連作みたいにシーンに合わせた色んなパターンのイラストを制作するというものです。
が、こちらは先方のご要望で非公開ということになっているので、残念ながら画像はお見せできません。ラフだけでも載せられたら良かったんですけども。

企業案件は結構、関わったことすら非公表でというのもあるので、このへんは仕方ないところではあります。(これまでブログやポートフォリオに載せている画像は、クライアントから仕事用サンプルの掲載許諾をいただいています)

ポートフォリオといえば、自分の場合かなり作風のカラーが振れ幅大きいほうかと思うのですが、その時々のクライアント様の求める製作物のイメージや、予算・納期などに合わせて画風もけっこう変化させています。
そのご要望がどういったものなのか?というのは、契約成立してから打ち合わせの中でやり取りを通して、こちら側がうまく読み取らなければなりません。

同じような製作案件だとして、求められているのはホンワカした親しみのあるタイプなのか、あるいはかっちりとしたシリアスなタイプなのか、それにより出力する絵にかかるコスト(掛かる時間とか描き込み量)も変わってきます。
もちろん漫画かイラストかでも違うし、漫画の場合はさらに、ネームの内容をどこまでコマに絵を入れてページに配分するのか等々考えることが多いです。

しかも、重要だとはいえこの部分にあまり時間を掛けていると制作に使える期日がどんどん減ってしまうので、最後は直感というか、もういきなりネームでお出ししたほうが話が早そうなんで速攻描きますね!みたいな時もあります。
(普通はちゃんとシナリオとかプロットとかも出したほうがよさそうです)

経験上イラストや宣伝漫画等を発注して下さる企業の担当者様は、多くの場合まだご自身がどういうものを本当は求めているのか?をご存じないような印象があるので、ある程度こちらで推察して形にした叩き台をお見せすると、そうこれ!とかもう少しここを…とかでその後スムーズに進むような気がします。

この工程は、制作完了後の大きな修正要望を極力減らし、お客様の満足度を上げるための重要プロセスなので、あまりはしょらないほうがいいと思っています。スケジュール調整などの面でもコミュニケーションは非常に大事ですね。

今年も後半になってしまいましたが、ようやくお仕事と並行して自分のオリジナル作品にも着手できているので、この感じでうまく来月以降もやっていきたいと思います。夏くらいに一度体調を崩してしまったので注意しなければ…。

やっぱり、なるべく自分がこれは面白そう、やりたい!と思えるものをお仕事でも創作でも選んで取り組むのがストレスが少なく、かつよい結果にもつながる気がするので、そういう環境を維持できるように頑張ってみます。

それでは、年末も近づきだんだん寒くなってきましたが、皆様もお体には気を付けて。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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