早産ほど母乳がいい?

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結論からいうと本当です!

☆成分がリトルベビー向けである☆


早産で出産したママの母乳は、正期産で出産した母乳よりも

・カロリー

・タンパク質

・脂質やミネラル

といった成分が「早産で小さく生まれた赤ちゃん向け」であることがわかっています。

☆感染から赤ちゃんを守る☆


未熟なまま生まれた早産の赤ちゃんは、免疫が未熟で病気と闘う力も弱いことが多いですが、生後2~3日に出る「初乳」にはこの免疫が多く含まれており感染症から赤ちゃんを守ってくれます

☆脳や目の発達を促す☆


早産ママの母乳には「必須脂肪酸」という成分がより多く含まれており、脳や網膜の発達を促すといわれています。

早産だと脳の発達、網膜の血管の伸びも未熟なまま生まれてくるのですが、これらの発達を母乳が助けてくれることがわかっているんですね。

☆消化しやすい☆


腸のはたらきもまだ未熟で、おっぱいやミルクを消化するのも一仕事な早産児の腸。

腸に負担がかかると「壊死性腸炎」といって、腸の一部が腐ってしまうこともあるんです。

ミルクよりも母乳の方が消化しやすいといわれていて、近年では早産児の栄養方法としてママの母乳が出るまでの間、ミルクではなくドナーから寄付された「ドナーミルク」を投与することも多くなっています。

これらの理由から、早産ほど母乳が良いといわれています。

かといって「はじめから赤ちゃんに必要な分がドバドバ出る」人はほとんどいません

ストレスやプレッシャーは母乳の出にも影響しますので、ゆったりした気持ちで母乳の準備を始められると良いですね
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