ココナラを様々なサービスで利用する方が多いと思いますが、今回はWebデザインやイラスト、バナー作成などのデザインに関するサービスを利用した時に、イメージ通りのデザイン•製作物を受け取るためのコツをご紹介します。
過去にデザインの依頼をされたことがある人は、完成したものを見て
「あれ、なんか違う…」
という経験をされたことがある方もいるのではないでしょうか。
もちろん、そんな時はデザイナーのスキルに原因があることもありますが、この「なんか違う」が発生する最も大きな原因は
ズバリ、コミュニケーション不足。
特に、ココナラのようなオンラインで全て完結するようなサービスを利用する時は、文字だけ、音声だけなどコミュニケーションのツールが限られますので、直接会う時よりも細かな配慮が必要不可欠になります。
私自身ココナラでサービス利用者と提供者のどちらも経験していますが、私が心がけていることは、
①できるだけ言葉+αで伝える
②言葉だけになる時はとにかく具体的に
の2つです。
例えば私はココナラでイラストを描いていただいたことがあるのですが、言葉だけではなく、写真を添えて「こんな感じのイラストを作って欲しい」と伝えました。
写真がなくても、例えば参考にしている画像やWebサイトのURLを伝えるのもとても良いです。
また、その時にその画像のどんなところが気に入っているか(例えば色使いが好き、シンプルな感じが好き、可愛い感じが好き、など)を伝えると、自分の好みや希望がより伝わりやすくなります。
このように言葉以外に目で見てパッとわかりやすい画像などを共有できると、共通認識を持ちやすくなるのでおすすめです。
どうしても言葉でしか伝えることができないような場合は、とにかく具体的に伝えるようにしましょう。
例えば「青色が好き」と言っても、実際には何種類もの「青色」が存在します。でも「ティファニーブルーが好きなので、それに近い色を使って欲しいです」と言えば、お互いに思い浮かべる「青色」を一致させることができます。
同じように例えば「可愛い」「シンプル」「かっこいい」と言っても、人それぞれどんなものに「可愛い」「かっこいい」と感じるかが違うので、ご自身の感じる「可愛い」をより具体的に言葉にして説明するようにすると、自分の希望が叶いやすくなります。
コミュニケーションは双方向ですから、デザインを依頼する側は、「こんなものを作って欲しい」という希望を相手に伝える努力を、サービスを提供する側は相手の気持ちを汲み取る努力が必要です。
ぜひデザイン製作関連の依頼をする時には、ご自身の希望することをより詳細に、より具体的にして伝えてみてくださいね。