大人へのステップⅣ

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コラム
20歳までの命。「あと4年かぁ・・・」
勿論、覆すつもりではいたが 一瞬たりとも無駄にせず楽しもうと決めた
でも、そこは高校生・・・考えが安易すぎた。
当時付き合っていた彼氏と初体験を済ませ
競輪・競馬・競艇・パチンコ・ディスコ通い・飲み歩きに、たばこ(10歳からでした・・・)

当時流行っていたディスコ「マハ〇ジャ」の全国制覇もした。
ボディコンに身を包み、扇子をもって踊りまくった。
各地で知り合う男性と一夜を共にすることもあった。
大人なら許される博打に没頭し
売られた喧嘩もことごとく受け、相手が何も言ってこられなくなるまで
やり倒し、うっぷんを晴らした。
怖いものは何もなかった、死ぬことさえも怖くなかった
あの人に出来て私に出来ない事はない。それが信念だった。
一見、充実しているようにも思えた
でも、何か違う・・・
「こう言う事がしたかったの?」何度も自問した。
両親は、私の行動に対して
「無理だけはしてほしくない・・」それしか言わなかった。
それをいいことに、私は好き勝手な生活をしていた。

秋が来る頃、周りは就職活動を始めていた。
私はとにかく地元を出たかった 都会に憧れていたからだ。
ファッションに興味があった私は、両親に内緒で
東京と横浜のアパレル会社の面接を受けた。
内定をもらってから、両親に話したが父の答えは「No」
「お父さんから離れないでおくれ。一人暮らしなんて危険すぎる」
気持ちはわかっていた、娘の死に際に会えないかもしれない恐怖があったのだろう。。。
父は、自分の人脈を使い アパレル関係の仕事を探してきた。
子供服製造会社だった。隣町なので、車で20分ぐらい。
素材選びから、デザイン・パターン・裁断・サンプル制作、量産は外注。
文句はなかった、20歳までの命であるならば父の傍にいよう。

続きはまた明日・・
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