サンデーダウ、サンデードル、土日も動く中東レート

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マネー・副業
・週末も株と為替は動いています

現物株の取り引きは平日のみですが、サンデーダウ、あるいはウィークエンドダウと言って、土日でもNYダウは動いています。
土曜日の朝方にNYダウが引けたあと、いったん全体がストップするのですが、午後になるとサンデーダウのチャートが動き出すのです。
たいていは小動きで方向感はないのですが、強めの材料が出ていれば引け後の動きを引き継ぐ方向で推移しますし、土日で新たな材料がでれば、その材料が買いなのか売りなのかも判断できます。

土日に世界サミットや財務相会議、各国の選挙が行われる事が多く、その影響をザラバが始まる前に知ることができるので、サンデーダウを見ておけばじっくり戦略を練ることも可能です。
また、証券会社と同じく、FX業者も土日は休みなので、為替レートは止まっています。
ところが、イスラム教徒が多いアラブ諸国の一部では、集合礼拝が行われる金曜日を休日とする国があり、そのような国の為替レートは動いていて、「中東レート」と呼ばれています。
普段は、両替目的中心なので取引量が少なく値動きは小さいのですが、大きなイベントや出来事があった時はかなり動きます。
ただ週末にも株と為替は動いているとは言っても、あくまで時間外の動きです。

つまり、参加者が少なく限られているため、マーケット全体の意思を反映しているわけではありません。
とはいえ、週明けのマーケットの動向を読むのに、役立つこともあります。
なぜなら、サンデーダウが±100ドル以上動きた時は、月曜日早朝の為替取引開始時も窓を開けてスタートする可能性があるからです。
一方で、±数十ドル程度の場合は結局ほぼ変わらずでスタートすることが多いです。
小幅な動きは誤差に過ぎないのと、為替の方が戻せば結局サンデーダウも戻すので、早朝の為替も確認しないと「なんだ、サンデーダウなんてただのガセ情報か」と勘違いするようになってしまうかもしれません。
ただトルコリラや南アフリカランドのような新興国通貨や土日に要人発言が行われるポンド、週末に中国が動くことで豪ドルなどは、月曜日の早朝に荒れた動きとなることが多いです。
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