広島市西消防署:明るく開かれた地域の拠点

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コラム
広島市西消防署は、建築家山本理顕氏によって設計された優れた建築物です。山本理顕氏は、日本を代表する建築家の一人であり、彼の作品は機能性と美しさを融合させた独創的なデザインで知られています。

この消防署は、2000年に完成しましたが、それまでの消防署とは異なる斬新なコンセプトで設計されました。一般的な消防署が閉鎖的なイメージを持つ中、山本理顕氏はより開かれた印象の建物を提案しました。消防署は24時間稼働しており、その活動は外部からはなかなか見えませんが、この建物は中が見えるような工夫がされています。

(訓練の様子なども見れます)
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建物の一階には消防自動車などが出入りするエリアがあり、柱の配置に苦労したと言われています。このため、二階部分に人工地盤を設け、その上に建物を構築する独特の構造が採用されました。

また、建物の中央には訓練のための大きなアトリウムがあり、屋外にいながら活動が見られるようになっています。

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四階には見学ロビーがあり、ガラス床には消防士が使う道具が展示されています。このような展示スペースは一般の人々に消防活動について理解を深める機会を提供しています。

広島市西消防署は、地域の安全意識を高め、消防活動を身近に感じられるようなデザインが特徴的です。山本理顕氏の設計手法が建築物全体に息づいており、その独創性と機能性は賞賛に値します。この建物は地域の安全を支える象徴として、広島市民に親しまれています。

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広島市西消防署を実際に訪れた際の感想ですが、まず目に飛び込んでくるのはその明るさと開放感でした。建物全体が明るい外観であり、一般の人々にも親しみやすく感じられました。

特に一階のエントランスエリアでは、消防自動車が出入りする様子が見られ、活気ある場所であることが伝わってきました。柱の配置に工夫がされていることも感じられました。また、中央に位置する訓練用のアトリウムは、屋外感覚で活動が行えるようになっており、訓練の様子を見学できるのは興味深いポイントでした。

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四階の見学ロビーでは、ガラス床に消防士が使う道具が展示されているのを見ました。地域の安全に必要な装備がここに展示されている姿は、安心感をもたらします。

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山本理顕氏の設計手法が建物全体に活かされており、機能的で美しいデザインが随所に見受けられました。この建物は、地域の安全を支える大切な拠点であると同時に、一般市民にも身近に感じられる場所として、地域社会に貢献していることが伝わってきました。また行きたくなるような施設です。

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